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100万回言ったけど、お酒をやめることにした
もうさすがにお酒、やめてもいいでしょ。
ここ数年間ずっと言ってる。
酒好きにありがちなお酒やめるやめる詐欺。
それは永遠に繰り返される、守られることのない約束。
「noteを毎日書く」と言った手前、毎日書いているnoteだったり
「いつでも水着が着れるようになる」と決めた手前、毎日続けられているストレッチ。
わたしはいまのところ、自分で決めた自分との約束は、ぜんぶ守り続けることができている。
たったひとつ「お酒をやめる」をのぞいては。
自分との小さな約束を守り続けることは、自分を信頼できるようになるための、いちばん手っ取り早い方法だ。
わたしの生活はいまほとんどが、セルフラブについての実験で溢れているから、
「自分との約束を守ること」も、そのうちのひとつのプロジェクトだ。
「掃除する」って決めたら、夜ベッドに入ってから思い出したとしても、絶対起きてその日のうちに掃除をするし、
「洗い物してからお風呂に入る」って決めたら、湯船にお湯が張り終わるまでのあいだにシンクをぴかぴかにするのだ。
そんな些細なことだとしても、ちゃんと守ってもらった小さな約束は自分を好きにさせてくれる。セルフラブってそんなうそみたいな、地味で些細なことの積み重ねだったりする。
考えてもみてほしい。わたしたちは、なぜ家族や友人や大切な人との約束は絶対に守るのに、自分で決めた約束だけはいともかんたんに破ってしまうんだろう。
これがもし、パートナーや友人が、しょっちゅう約束を破る人だったら、大事にされていると感じるだろうか。
大切な人との約束を、わざわざ何回も破る人はいないはずだし、絶対に守りたいと思うはずだ。
でも、不思議なことに、誰かのためなら守れる約束が、自分のことになるとかんたんにないがしろにしてしまう。
つまり、自分のことなんて大切じゃないですよ、というふるまいを何回も何回もしていて、自分のことを雑に扱って、裏切り続けているのと同じなのだ。
自分に対する扱いを人間関係におきかえると、いかに自分が自分を大事にしてないのかがわかってびっくりすると思う。
わたしはこの概念をとある人に教えてもらってから、たしかにそうだぁーーーーーー!と、なんだか世界がひっくり返った気がした。
それから、三日坊主がつづくようになったり、自分なんて本当に無能で何の価値もないなあとか思う頻度が減った気がして、とりあえず良いことしか起きていない。
冒頭に戻ろう。
「お酒をやめる」は、わたしの中で一番信頼のない約束だ。
何回も何回も決めたのに、それを守ることができないから。
お酒を飲んだ次の日は、だるいし重いしむくんでるし、メンタルがガタ落ちになって半日を無駄にするデメリットしかない。
もう絶対にお酒いらない。飲む必要がない。
と、毎回思うのにもかかわらず
約束は守られたためしがない。
でもたとえば
「家での一人飲みはしない」とか、
「人との付き合いとか、特別なイベントの時以外飲まない」とかのゆるい条件に、ちょっと譲歩したのならどうなんだろうか。
それも100万回は言ったけど。
そんなことをうだうだやっていたら、以前書いた記事の通り、胃腸が弱い脾虚のわたしは、年齢とともに水分代謝がますます悪くなった結果、手荒れのアレルギーがひどくなり、漢方薬を処方してくれる先生から、ついに「お酒しばらくやめましょうね。」と言われてしまった。(西洋医学とステロイドに懲りているので東洋医学しかやらない、もしくはホメオパシー)
ダイエットのついでに食事管理もして、アレルギーも治せて、強制的にやめたかったお酒までやめさせてくれる流れになるなんて、これはもう、自分だけの力ではやめられないからええかげんにやめなさいよ、って言われているタイミングなんだ。きっと。
と、ありがたくその流れに感謝した。
というわけで
条件付きだけどお酒をやめることにした。
①アレルギーが治って症状が出なくなるまで
②家での一人飲みは禁止
ただでさえ田舎に引っ越してからは、代行にお金がかかるうえにお店がないので、もっぱら外飲みの腰が重くなり、ほとんど家で晩酌するだけだったので、この条件ならほとんどのお酒を飲む機会は絶たれることだろう。
実質的な完全なる禁酒への道である。
ちなみにアレルギーが治るまでは、たとえイベントだろうがなんだろうが禁酒である。(ドクターストップのため)
なんてことはない。
これもセルフラブの一環だ。
でもまえにも禁酒に挑戦したことあるけど、意外としばらく飲まないでいると身体が変わってきて、ビールとか久しぶりに飲んだとき「あんま美味しくないな」って思うよね。
おわり。