なお

東京から関東の田舎に移住。シニア犬のトイプー♂と一緒に住んでいます。noteは感性の置き場所。すきなこともの⇨読む・書く・犬・旅・自然・藤井風

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  • HSS型HSPの日常

    HSS型HSPなわたしの日々の悩みとあれこれ。

  • インナーチャイルドとセルフラブ

    インナーチャイルド勉強中。セルフラブ体験を通じて起きたことなどまとめ。

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    本・映画・ときどきドラマのレビュー。

最近の記事

クリスマスもまだなのに年の瀬について思ったこと

noteを更新するのがいやだなとずっと思っていたのには理由がある。 10月末にもこが老衰で亡くなり、3か月だけのわたしともこの二人暮らしは光の速さで幕を閉じた。 思えばもことの二人暮らしは、なんかいろんな意味で夢みたいだった。あっというまにおわりすぎたし、毎日こんなにしあわせで良いのかと思うくらい平和で穏やかで自分でもちょっとおかしいと思うくらい満ち足りていた。心の平穏って守るものとか、大切なものがあるだけでこんなに凪みたいに保たれて、毎日がちがってみえるもんなんだと思っ

    • 大切なものがある自分と、大切なものがない自分の差が比べようもないんよ

      • 移ろいゆくものへ敬意を表そう

        最近もこが季節の変わり目のせいなのか、ごはんをあんまり食べなくて、やきもきやきもきしています。心配しながらスマホばかり見ていても気持ちがふさがるだけなので、丸一日スマホを家に置いて過ごしたり、金木犀の匂いを吸い込みながら散歩したりしていました。 空気のそこかしこに金木犀の匂いが散らばる、一年でいちばんすきな季節。 いつか庭付きの家に住む機会があったりしたら、ぜったい庭に金木犀の木植えるんだろうなあ。それ、今世で実現するかわからないけど。だって庭付きの家に住まなそうだから。

        • なんでわたしのこと知ってるの?

          吸い込まれるような感覚があるときがある。 noteを辿っているとき、文章がスーッと染み込むように入ってくる人。 あ、この人の文章すきだ、と思ったときは流し読みだとしても不思議と内容が全部入って来て、たまたまその人が最新記事で紹介していた本の表紙に稲妻が走ったような感覚になったりして、Amazonアソシエイトのリンクから「今すぐ買う」を押しているのだ。 1日足らずで届いたその本に、まさに今のわたしに必要な、読みたかったことが書いてある。 YouTubeでなにげなくおすす

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        記事

          「どうしてもそうしたい」には意味がある

          学生時代から使っていた携帯電話の番号を変えた&LINEのアカウントを取り直した。10/1ちょうどに。THE 節目。 いやなんとまあスッキリしたことだろうか。身辺が。 こういうのって気持ちの問題ですよね。エネルギー的なものです。全部。 どうしても変えたかったんですよ。電話番号。 不便さとめんどうくささと、デメリットがあきらかにメリットを上回っていることがわかっていながら、それでもどうしてもそうしたい、理由なんかないけどそうしたい、という非合理的かつ論理的じゃないことをした

          「どうしてもそうしたい」には意味がある

          何もしなくていいよ、と言われたら何をしますか

          晴れて10月から無職になりました。めでたいことこのうえなき毎日を過ごしております。 空気の読めない上司は読みどおり、しっかり有休休暇最終日まで社用スマホに個人LINEをドカドカ送りつけてきたし、なんなら最終日付けでスマホを宅配便で送り返すことになっていたので、それを計算づくでその前日からドカドカ送ってきた。日曜日だ。ここまでくると、たんにカレンダーが読めないのか、「部下にいつまでにこれを確認しておけばいいのか」という見通しを立てることのできないただの仕事ができない人かどっち

          何もしなくていいよ、と言われたら何をしますか

          親族との縁を切った

          断捨離はまだまだつづきます。 リビングの家具を全部捨て、会社を辞め、腐れ縁だった親族の縁を切り、いったいわたしはどこに向かっているのでしょう。笑 なんかいい機会だからもう携帯の電話番号とかも変えて、ブロックリストが屍の山になっている長年のよくないエネルギーの溜まりまくったLINEアカウントとか取り直したら、いかほどまでにスッキリするだろう。ずっと一回消したいんよ。LINEアカウント。てかもうLINEをやめたい。LINE以外のメジャーなチャットアプリがないんだよな。もうイン

          親族との縁を切った

          藤井風を語るだけの回

          プロフィールに、思いっきり「すきなもの 藤井風」と書いておいて、藤井風の話をいっさいnoteに書いたことがなかったので書いてみようと思った。 自宅にテレビがないので、藤井風の存在自体を長らく知らなかった。 あらゆる音楽の専門家が、歌詞や曲の構成や声の音域を分析して、「彼は天才だ!!!」と息巻いていたとき、「死ぬのがいいわ」が海外でバズっていたとき、コロナで観客席にお客さんを入れられず、日産スタジアムでひとりだけのフリーライブをしたとき、モフモフのみどりのスリッパを履いて紅

          藤井風を語るだけの回

          朝の魔法

          朝にハマっている。 もこがごそごそする音で目が覚めて、むくっと起きるとそのまま上着だけはおって散歩に出かける。 前はきっかり5時に起きていたのに、もこはわたしが仕事をやめてから、「もうちょっと寝てていいよ」と言わんばかりに30分から1時間ほど寝坊するようになった。もこが起きないとわたしも起きない。目覚ましは何カ月もかけていない。 いつまでも交代してくれない夏の暑さがいろんなところでネタになっていたけど、秋分あたりから急にちゃんと秋めいてきてすーっと風もすずやかになり、毎

          朝の魔法

          もう「一人がいちばん楽」なんて言わないことにする

          最近気づいたことがある。 世間には、自分ひとりで楽しめて、それを誰かと分かち合えなくても大丈夫な人、むしろそれに幸福感を感じる人と、だれか他者ありきで分かち合うことで幸福感を味わえる人がいるということを。 わたしはずっと前者だと思っていて、一人旅も好きだし映画やアニメは一人でも楽しめるし、キャンプも一人で行けるし一人完結型の趣味も多いからだ。30代になってからの旅行なんて基本全部一人旅である。だれかと一緒に旅行に行くという難易度の高い遊び方を忘れた。気ままさも知れるという

          もう「一人がいちばん楽」なんて言わないことにする

          床に置いただけの椅子に座ってるともこがたびたび頭から突進してくるので、そのたびに「どちたの〜〜〜」と抱えあげられ犬吸いをされ、イヤな顔をするもこ。 老犬ってだっこされるの嫌がる子が多いみたいね、もこは腰が悪いから、だっこの姿勢が居心地悪いとじたばたしてすぐ逃げてく。さみしい

          床に置いただけの椅子に座ってるともこがたびたび頭から突進してくるので、そのたびに「どちたの〜〜〜」と抱えあげられ犬吸いをされ、イヤな顔をするもこ。 老犬ってだっこされるの嫌がる子が多いみたいね、もこは腰が悪いから、だっこの姿勢が居心地悪いとじたばたしてすぐ逃げてく。さみしい

          距離感がバグってる人ってほんと思いやりがない

          わたしは現在有給休暇消化中の身である。 つまり、働く必要はないけどお金だけもらえる権利があるという素晴らしい期間なのだ。 通常、退職前の有給休暇中ともなれば、藉こそ会社に残しているものの、実質的にはもう完全に退職したことと同じ扱いであると、生まれてこの方認識していたつもりであり、この所属しているようないないような消化試合をこなしたあとに、書類を送ったり社用スマートフォンを送り返したりするなどのごくごく事務的な手続きを残すのみであると思っていた。 いままで転職した会社はみ

          距離感がバグってる人ってほんと思いやりがない

          誰かを救いたいの意味

          数年前から、 人を救いたいと言っている人は自分が本当は救われたいと思っている、 というような話を有識者の方などからたまに聞くことがあった。 「人を救いたい」「誰かに手を差し伸べたい」と思う人は、本当は自分の中に傷を抱えていて、同じ傷をかかえたクライアントと引き合って自分自身に癒しが起こることがあると。 傷ついたことがない、傷がない人間なんてひとりもいないと思うけど、それでもある程度癒されていて、納得して自分を生きることができている人は、自分から誰かを救いたいなんて思わ

          誰かを救いたいの意味

          呆れられるので言わなかったけど、会社やめました

          (笑) (笑)じゃねえーよ。笑 うすうす気づいていたと思うが、30代にして14回の転職歴はダテじゃなくて、どこの会社の面接担当者も「コイツまともじゃねえんだろうな」的な悲惨な履歴書をながめながら、「それでもまあ、話した感じはおかしくなさそうだな」みたいな感想はもってくれていたと思う。第一印象の良さだけには定評がある。それと専門性の高い資格が印籠効果となって、ここまでなんとか食いつないでこれたにすぎない。ほんとうに運がいいと思う。われながら。 数十年も社会にいれば、もとも

          呆れられるので言わなかったけど、会社やめました

          犬がかわいすぎて理性を失いかけている

          「やべ、お茶だ。それお茶でちゅよーーーーー」 ごはんの時間になるとまとわりついてくるふわふわの生き物のかわいさが異常だ。(異常なのは常時そのしゃべり方でしかもひとりで犬に話しかけているわたしである。) リビングの家具を断捨離して空っぽの空間になってから、ローチェアと折りたたみデスクを仕事兼食事用として使っている日常であるが、笑えるくらい不便を感じない。 家で仕事をするならパソコン台つきの、たいそうなテーブルが必要だ!とわざわざ場所を取る上にそこそこの値段がしたはずの、あ

          犬がかわいすぎて理性を失いかけている

          次元トラベラー

          並行世界(パラレルワールド)を題材にした話が昔から好きだった。 もし過去のあのときのあの場面で、ちがう選択をしていた自分がいたとしたらどうなっていたんだろうと考えるのは楽しかったし、わたしが選ばなかった選択をして、いまこの瞬間に同時にちがう世界を生きているかもしれないほかの自分がいると思うとわくわくした。 小学校のころに、パラレルワールドを題材にしたこのやたら分厚い小説を読もうと手に取ったのだが、さすがに小学生の理解力では難しかったらしく、何回も何回もページを行きつ戻りつ

          次元トラベラー