誕生日の度に現状の自分とこれからを見つめて苦悩する【30代うつ病の寛解目指す日記】
今年もまた、誕生日がやってきました。30を過ぎてから思うことがあります。残り何回迎えられるのか。30回を超え出すと、誕生日は死へのカウントダウンであると同時に死と向き合い、自分を見つめ直す日になっています。死へまた一歩近づいた日に、自分は今一体何をやっているのか、このままでいて未来はあるのか、死ぬまでにやれることがやれずにいるんではないか。とにかくもう嬉しい日ではありません。もちろん精神疾患だからこそのネガティブ思想なのはあるでしょうが、そもそも事実として死は避けようがない以上、今の生き方で未来があるのかどうかという問題は深刻に捉えなければなりません。過剰に未来を考えすぎるなと精神医はおっしゃるでしょうが、実際あっという間に歳をとっていくのを感じている以上、どうしても頭から離れないものです。このままの生活が死ぬまで続くだけなら、今死んでも同じこと。うつ病にかかるとこういう思考が出てきます。おそらく普通の人以上に無駄を省略したがるというのはあるのでしょうね。
ですのでどうにかこの無駄な日々を脱しないといつ死ぬかわからない状態にいる、というわけです。自分でも客観視してかなりやばいとは思うのですが、中々苦戦しております。
そもそもが、うつ病になりやすい人の特徴として、
仕事熱心
凝り性
正義感・義務感が強い
几帳面
完璧主義
全か無かのゼロ百思考
自分の欠点や過去の失敗を繰り返し考える
自分の言動を細かく分析する
自己嫌悪感が強い
自尊心が少ない
人からどう思われているかいつも気になる
常に最悪の状況を考える
自分の弱みを見せたがらない
人に助けを求めるのが苦手
責任感が強く、頼まれると嫌と言えない。
等と言った項目があります。さて、みなさんはいくつ当てはまりますかね。実際の所、いくつか当てはまっていたり、逆にどれか一つでも特に強い思考としてある人の場合は精神疾患になりやすいでしょう。徹底して几帳面な人、人一倍以上凝り性な人なども、ふとしたきっかけでなってしまいかねません。
ちなみに自分は、仕事熱心以外、全てがあてはまっています。もちろん程度の強弱はあれど、AB型の左利き、芸術芸能が得意な芸術家肌タイプの変わり者ですので、ゼロ百思考、完璧主義、凝り性、正義感など、異常な執着を見せることが多いです。そのくせ自尊心が少なく、人からの目線が気になる毎日で、常に頭では最悪の状況を考えるネガティブ思考やNoと言いにくい性格も相まって、こうしてみると実に自然とうつ病になったのかもしれません。まさに自己紹介として使える程私と会う人間が詰まっているので、驚きました。
先の話に戻りますが、つまりはこの項目に当てはまるのが多ければ多いほどネガティブループを脱しにくくなる、と言いたいのです。この項目を少しでも消していかない限り、私に未来はないのかもしれません。もしご自身に当てはまる項目があれば、是非意識して気にかけるところからでも始めると、よりつらい現状を脱しやすくなると思います。安易に言える立場ではありませんが、少しでも生きやすくなればと思います。