何もしない内に過ぎて行く日々が心を蝕む【30代うつ病の寛解目指す日記】
今日もまた、何もしないうちに1日が終わろうとしています。時間をここまではっきり意識して生きたのは40年近くの人生で鬱になってからが初めてです。つまりはうつ病が原因であるということですが、それにしても時計を見るのが怖いくらいになるとは思わなかったです。
気づいたら18時、もう何も出来ずご飯とお風呂と寝る準備していたら寝る時間。心臓がバクバクします。何も出来なかった一日に、価値を見出せない。今日、何か生きていて良かったと、成果があったと言えることがあったでしょうか。もしなかったならそれは、無駄に生きたということになります。毎日少しずつの積み重ねは大事だと言いますが、それは20代までで、30過ぎると無駄な時間は命取りに直結します。時間が惜しい。でも精神疾患の場合、時間を取るために運動、朝散歩、睡眠を削れない。
そうすると、圧倒的に時間が足りなくなる。もはや朝起きて散歩して、飯三食と軽い運動、軽い読書と風呂だけでもう1日一杯一杯です。どこに他ごとをする時間がありましょうか。やりたいことだけ積もっていって、時間が足らない日々がストックされていく。もう人生が詰んでいきます。老後に好きなことをやるだなんて、不可能ですね。時間が足りない。結局このまま死ぬだけだと思うと、何をしても無駄な気がしてきます。これが精神病の悪いところで、そう考えると逆にやるべきことすら何もやれなくなる。生きている価値が自分に見出せなくなるともう終わりです。何もしないでいると心は蝕まれ、生への実感が失われますので、何かをしなければならない。でも何をするにも時間は足りないし、やる時間がない。
自分みたいなタイプはタイムスケジュールをきっかり整理、管理してくれるマネージャーがいてくれると楽だなと常々思います。時間管理ができていない結果こういうことになっているので、同じタイプの人はタイムスケジューラーの人がいると人生いきやすくなるんじゃないでしょうか。
やるべきこと、やりたいこと、普段の生活、これらをうまくバランスとっていくのはもう素人では難しいです。とにかく今は色々な生活スタイルをトライアンドエラーでがむしゃらに試して見てますが、いつまでもつかですね。精神疾患の人はどういう過ごし方が一番心身ともに良いのでしょうか。なにか良いテンプレートでもあれば良いのですがね。
人生とはうまくいかないものです。テレビやネットなんかでうまくいっている人たちを見ると自分はなせこんなに上手く行ってないのだろうと思うことが多々ありますが、あんなのはほんの一握りで、ほとんどの人が上手く行っていない、自分と同じなんだと考えると少しこの先生きやすいかもしれませね。