生きる意味が分からない人は、「繁殖」を初期仮説にしよう
はじめに
近年のパーパスというコトバの広がりに関連してか、最近DMまで「生きる意味が分かりません」といった抽象度の高い人生相談が増えてきている。
少し壮大なテーマとはなるが、NSJが考える人生の目的・生きる意味の設定方法についてまとめてみたので共有する。
想定読者
・生きる意味や目標を設定せずなんとなく生きている方
・とはいえ、意味や目標なしになんとなく生き続けて後になって後悔するのが嫌な方
・特定の宗教に入信していない、もしくは入信していても他思想に対し寛容な方
1.結論|あるべき初期仮説 = 繁殖
結論からいえば、タイトルにある通り生きる意味の初期仮説として「繁殖活動」を設定することを推奨する。
ポイントはあくまで初期仮説であって、固定化・最終化するわけではないという点である。また繁殖とは自らの子を育み、成長させるためのリソース獲得含めた行動全般を指す。ゆえに、
・自身の魅力改善
・パートナー探索、獲得
以外にも、
・就職のための受験勉強、資格勉強
・仕事でのパフォーム、就職活動、転職活動、起業
・繁殖プラットフォーム(家)の調査、選定、契約手続き
etc…
これらすべては繁殖活動の内数である。
2.理由A|相対的な妥当性
「自分は遺伝子の乗り物以上でも以下でもない」
身も蓋もなくそう言い切ってしまうことで、ゼロベースの思考につながるしこの仮説は、他宗教や思想が展開する仮説に比べて一定の妥当性や蓋然性を持っている。
遺伝子が持つ使命は、原生生物が間欠泉で生まれたとされる38億年前から「自らのコピーを創ること」に尽きる。
現在この記事を読んでいるあなたは、あなたのご先祖様すべて(アメーバのような原生生物、原始的な哺乳類、アウストラロピテクス、サピエンス etc.)がその遺伝子が持つ使命を果たしてきた結果として存在している。
あなたは生命史(コピー活動史)38億年分の賜物である。
1億匹以上の精子レースでライバルを蹴落とし貪欲に卵子へのゴールインを決め命のバトンを受け取り生まれてきたあなたにも38億年の重みを背負い次世代に繋ぐ義務があるとも感がられる。この点、
「なぜそのような遺伝子の使命・力学に従わなければならないのか?」
という問いは無意味である。なぜなら答えなどは存在しないからである。あなたは「生態系」という現象の一要素でしかなくその過程で育まれた「産めよ増やせよ」プログラムに脳死で従うだけでよくそれ自体に意味はないからである。
これはスーパーマリオの世界で「クッパを倒してピーチ姫を救うこと」が最初から目的として設定されているようなものである。マリオ自身が「なぜクッパを倒さないといけないのか?」「なぜピーチ姫を救わないといけないのか?」と思案することはない。
繁殖過程において、勉学に励み、仕事に励み、人間関係に励む行為についても、子供ができたときは、子供がうまい具合に繁殖できるように、勉強・スポーツなどに取り組ませ成長させる行為も、繁殖のためのプログラムが現代人類社会に適用された結果である。
本能レベルで刻まれてる普遍的な原理であり、「遺伝子の忠実なしもべとなる」と意思決定することで、君は大きな後ろ盾、安心感、余裕を持って日々を生きることができる。
3.理由B|PIVOT/横展可能性
仮にでも繁殖を人生の目的に据え置くメリットは、繁殖活動があらゆる生産的な活動を前提にしていることにある。繁殖のためにやるべきこと、たとえば、
A. 勉強/経済基盤形成
B. パートナー獲得
C. 継続的なSEX
D. 赤様の育成、むちゃぶり対応
はすべて自分自身の様々なケイパビリティを獲得するうえで役に立つ。
A. 勉強/経済基盤形成→勤勉性、問題解決能力、ビジネス知識/センス
B. パートナー獲得→高い美意識/ルックス、人(異性)を魅了するコミュニケーション能力、問題解決能力
C. 継続的なSEX→安定的メンタルヘルス
D. 赤様の育成、むちゃぶり対応→高度なマネジメント能力
つまるところ「やはり人生の目的は繁殖じゃなくて●●に変更しよう!」となったときに横展開・活用できるケイパビリティである。当たり前だが本当に子供をつくると法的な責任も発生し得る為、その点は留意しておこう。
おわりに
美女ナンパ含む繁殖ソリューションも提供しています。
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