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最近の記事

ゲーム音楽はどこから来たのか 書評

書誌情報 田中”hally"治久.2024年.『ゲーム音楽はどこから来たのか ゲームサウンドの歴史と構造』.株式会社Pヴァイン. 本書は、ゲーム音楽の歴史とその本質について研究を続けている著者の集大成と言える本である。帯にも書かれているが著者はこの領域の第一人者であることは異論がないと思われるが、逆に他にあまり聞いたことがある人がいないという領域でもある。本書にも書かれているが日本はゲーム音楽というものについて先駆的な歴史を持っているにも関わらず、それを俯瞰して研究しまとめ

    • 青梅のマイコン博物館に行ってきた(2)

      パート1の続きになります。 メキシカンハット 追加料金を払ってプレイアブルな機材を眺めていた我々だが、なんとはなしにメキシカンハット書いてみます?という話になった。 もうそうなったらあっというまにマイコン少年になってしまうのであった。 日立ベーシックマスターレベル3、MZ80B、MZ80K、PC8801MA2、PC8801初代、PC8001Mk2、そしてNextStepでメキシカンハット即興プログラミング! NeXT Stationの寄贈者の方から、顛末を教えていただ

      • 青梅のマイコン博物館に行ってきた(1)

        トロ父なんぢさんからメッセが来る。 「青梅のマイコン博物館行ってみませんか?」 「行きます。」 もう二つ返事である。前から気になっていたのだが、青梅という遠方なのでなかなか一人で行く気になれなかったのだ。きっかけをいただいて大感謝である。 新宿から延々と電車で青梅まで向かう。レトロな駅が出迎えてくれた。 駅の隣で待ち合わせして、なんぢさん、Goromanさん、Yunkyaさんと合流!さてスマホだと絶対たどり着けないと言われた博物館に向かうぞ。 博物館の入り口は、道に面して

        • X68000のOPMDRVについての考察

          X68000は、IPLやOSのディスクイメージなどがネットに公開されているが、DUMP.XとOPMDRV1/2/3については公開されていない。 版権の関係ということになっているが、OPMDRVの版の詳細について言及されているネット上の情報がほとんどないので、ここにメモしておく OPMDRV.Xというソフトは、X68000の内蔵音源であるOPMを鳴らすためのもので、CONFIG.SYSにDEVICEとして組み込むか、コマンドラインから起動して常駐させることが出来る。同様な高性能

          マイコン北海道の記事発掘

          MOから昔の原稿が出てきたので、そのまま掲載します。68発売して3年とか書いてあるので、1990年くらいのころの記事だと思われます。 ●はじめに はじめまして。今号からこのコーナーを、何ヶ月かおきに担当することになりました。X68Kの発展のために日夜努力する所存ですので、よろしくお願いします。 ●最近の68に関する情勢についての考察 68も発売してから、3年ちょっとたつ訳ですが、(私事ながら、我がネット「南京」もそろそろ2年目を迎えるところです。:-) )ここ数ヶ月のソフ

          マイコン北海道の記事発掘

          MDXを元にアレンジしたMIDIデータをDAWで作った時のあれこれ(2)

          前回の記事はこちら。読まれてない方は、まずはこちらからご覧ください。 音源の割り当て前回で、DAWへの取り込みまでを説明しました。上に貼った画像のようにChannel RackにMDXのそれぞれのトラックが張り付いていると思います。上は、完成した状態なので、最初は、Playlistのほうにはなにもないと思います。まずは、それぞれのChannelに音源モジュールを割り当てていきましょう。参照するために、トラックごとに生成したWAVファイルをPlaylistに張り付けるのも手だ

          MDXを元にアレンジしたMIDIデータをDAWで作った時のあれこれ(2)

          MDXを元にアレンジしたMIDIデータをDAWで作った時のあれこれ(1)

          最近FL Studioを買って、色々と遊び始めたのですが自分用のメモ書きという意味合いも込めて記録していきます 過去の音楽制作その昔(35年前くらい)は、SHARP X68000を使って曲データを作っていました。MML(Music Macro Language)というものを使って作ったり、STed2というステップシーケンサを使ったりしていました。X68000自体もFM音源(OPM)が載ってたりADPCMで生音を取り込んで鳴らしたりも出来たんですが、MIDIを使った外部シンセ

          MDXを元にアレンジしたMIDIデータをDAWで作った時のあれこれ(1)

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          今年の東京ゲームショーを体験して

          iPadで原稿を書いて見ることにする。もうこのレベルまで行けば、PCと変わらなくなってきてる気がするなぁ。 さて、今年のTGS。物理的には、業者とインフルエンサー枠など一部営業活動的な部分は、オフラインで、一般はオンラインでというハイブリッド開催となった訳だが、私は業界人ではないので、一般枠での参加である。 オンライン開催の他のイベントで感じていたのだが、まず感じるのは、イベントに参加する気分というのか盛り上がりというのか、そういうのが全くないということだ。 例えば、NHK

          今年の東京ゲームショーを体験して

          MIDI環境におけるX68000の特性に関する考察

          2005年7月10日にマイコン北海道というミニコミ誌に掲載された記事です。 ☆はじめに こんにちは、数ヶ月ぶりの登場です。このところHuman’S麗美氏がSX-WINDOW関係で頑張ってくれていましたので、出番がありませんでした。(笑)今回は、X68KのMIDI環境についてお話しましょう。 MIDI規格そのものについては、他のページで色々と述べられていたように思いますので、省略させていただくことにして、68でMIDIを使っていくためには、どのような方針がいいのか考えてみまし

          MIDI環境におけるX68000の特性に関する考察