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個別最適な学びについて考える(62)ー岡本敏雄, 山極隆(2000)総合的な学習の時間の理論と実践 情報編ーから
こんばんは!
新学期の生活にはみなさん慣れてきたでしょうか…。
まずは慣れるということで精一杯でしょうか…。
期待の新生活になっているわけですから,とても楽しいですが疲れることが多いですよね。笑
少しずつ慣れていきましょうね!
春の桜も天気によっては散っていってしまっていますね。
せっかく咲いた!と思ったところだったのに!
期待の新生活までの時期は待ってほしいと思うばかりです。笑
本日は「岡本敏雄, 山極隆(2000)総合的な学習の時間の理論と実践 情報編.実教出版,東京」です。早速読んでいきましょう!
インターネットなどを利用した教育(授業)において、教師の役割は明らかに変化する。従来の一斉授業での教師の役割は、ある意味では、知識の伝達者であった。それを前提にした各種の学習指導、生徒指導が存在していた。
しかしながら、インターネットやコンピュータ、様々なメディアを利用した授業において、教師はいわば、学習環境のデザイナーであり、かつコンサルタント、アドバイザーといった役割が求められる。さらに、個別学習やグループ学習を効果的に成立させるための各種リソース(教材、教具、マニュアル、素材など)の適切な仕入れと準備といった業務が求められる。
しかしながら、教育という活動の本質は、知識・技能の形成と物事の正しい判断力を形成させるということが基本であり、上記の役割はそれを放棄するものではない。
むしろより頻繁に、適切なチェックとフィードパックが求められる。ややもすると、児童・生徒の自主性を重んじるあまりに、放任という現象が見られなくもない授業は、むしろ授業の崩壊を招く。緻密で綿密な指導計画がいっそう求められ、学習活動をモニターする厳しい眼力と迅速な診断・処遇の指導力がより求められる。
主体性と一概にいうと,気づいたら放任になってしまっているということが多いと思います。
それはまだまだ教材研究が足りなかったり,リソースが足りなかったりという問題がたくさんあると思います。
おそらく,自分も放任タイプになってしまっている時もあるのではないかと考えます。
しかし,それを恐れて挑戦しないままでは一生個別最適な学びが実現されないことも事実です。やってみる中で,一体何が足りなかったのか,何が必要だったのかということを見極めながら取り組んでいくことが必要なのではないでしょうか。
挑戦した上で個別最適な学びに足りないものを日々考えていく
そんなことが今は必要なのではないでしょうか。この本に書かれているようなことをまずはチェックリストのように振り返ることが大切かもしれません!
本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!
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