ライターの女子力 #3 「ニューヨークの女性に学ぶ、私らしい自己投資」【ライターnote】

ニューヨークの女性は、カッコイイ。この考えを日本人女性らしくアレンジできたらいいな。

昨日、少し迷って手に取った本を読み始めた感想でした。

『ニューヨーク流 100%私らしく生きる お金の使い方』

最近私は「こころをDIYする」を合言葉にして、毎日考え方を集めているので、テーマとしては「ちょっと尖った感じ」の本かも知れないという先入観があったのですが、「チャンスを引き寄せる」という言葉が気になって手に取りました。

ページをめくって中の文章を見てみると、ニューヨークの世界感が展開されています。作者は日本の女性なので、日本との違いや「こうやって考えていこう」という言葉が展開されていて、おもしろくてどんどん読めてしまう。

そして、国の違いもあるのだけれど「自分」をしっかり持つのが大切だという気づきのポイントがたくさん出てきました。

なかでも、私が気になった2つのポイントをご紹介したいと思います。

目減りするもの、目減りしないものへの自己投資

ニューヨークの女性は自己投資にかける金額を月単位で把握しているそう。金額にかかわらず、日本でも自己投資をしている人が多いと思うし、毎月把握している人もいると思うけれど、私にとっては「気づき」でした。

私は独身なので、比較的自己投資をしている方だと思うのですが、正直にいうと、なんとなく投資してしまっています。良さそうな美容液を買って、スキルアップできそうな講座に申し込んでみて。その収支や投資の効果までは把握できていなかったし、自己満足になってしまっていたと反省しました…。

自己投資の考え方は2つあって、「目減りするもの」として美容、おしゃれなど、「目減りしないもの」として知識、判断力、人間関係など。

この2つの自己投資の「費用対効果」をしっかりと把握して、効率的にお金を使うことで豊かに暮らせる。確かにと腑に落ちて、今月から費用を考えていこうと決めました。

あと、本に書いてあったのですが、ニューヨークで美容院に行くと1回2~3万円かかるとか。それだけ髪型が印象を変えるというと認識があるそう。確かに、ニュースなどで映るニューヨークの女性は完璧なヘアスタイルをしていますよね。目減りするものにもしっかりとお金をかけるべきなのだと感じました。

おうち時間はまだ増えそうなので、おうちでできることで自己投資も良いかもしれません。特に自宅での仕事が増えそうなライターとしては、オンライン会議の前には特に気合いを入れて、身だしなみを整えないとですね!

100ドルの仕事を1000ドルかけて手に入れる

作者のニューヨークの友人にライターをしている女性がいて、その女性のエピソードの一コマ。その女性はミリオネア(超富裕層)のインタビュー記事を自分で作って、それを大手出版社に売り込むという方法で仕事を勝ち取ろうとしています。でも、その記事を作るための費用は1000ドルかかるのに、掲載報酬は100ドル。でもそれは、彼女が自己投資と自分の出口を知っているから、その行動が正解なのです。

このエピソードを読んで、私は恥ずかしくなりました。私は仕事と自己投資を完全に別のグラウンドで考えていて。仕事は報酬をもらうためのもので、自己投資は仕事に間接的にしか効果がないものだと勝手に思い込んでいました。

でも、自己投資は直接仕事につなげることもできる。仕事を勝ち取るために自己投資をすること。何のための自己投資をするのかという自分の考えを持っていることが大切なのだと感じました。

SATCの世界を生きられるかもしれない

私はニューヨークを舞台にしたドラマ・映画の「SATC」が好きで、ハマって全シリーズ見て、今でも繰り返し映画版を観たりしています。

主人公のキャリーはライターで、恋愛コラムを書いて成功していて、魅力的な友人や登場人物がニューヨークというすてきな街で、おしゃれでコミカルに、時にはシリアスにも描かれていて、何回観ても世界観に浸ってしまいます。

ニューヨークに行ったことがない私は、そのドラマで知っているだけしか街のことを知らないし、ドラマの中の世界だと割り切っていたのですが…。

でも。

今、考え方やライフスタイルを少し変えてみるだけで、少しSATCの世界に近づけるかもしれない。

ドラマの登場人物のような女性が、実際に持っているマインドを少しだけでも取り入れることができれば、私の見ている世界は少し変わるかもしれないと思えました。

あんなにたくさんの服や靴は持てないし、「ビッグ」な彼氏はできないかもしれないけれど、自分にできる考え方をマネして行動してみよう。

そんなきっかけをもらえた本でした。

ライターの仕事力も、女子力も上げていきます!

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村嶋杏奈|ライター・講師
ここまで読んでいだだき、ありがとうございました!もっとすてきな記事をお届けできるように、頑張ります!

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