一人旅 Episode-2 「旅の始まり」
羽田から長崎へ
9:35発 ANA663便に乗るべく、羽田空港に8:30到着。空港は込んでいない。
保安検査場も込み合っておらず、ラウンジへ。
おっと、ラウンジは込み合っている。出張者は結構います。7割くらい席は埋まっている。iPhoneの充電をしつつ、新聞を読む。コーヒーも美味しい。
朝のラウンジはどんどん人が出たり入ったり。充電が終わったので、弁当を買いに。朝が早かったので、多分、機上でおなかがすくので、少し軽食したい。おにぎり系か、パン系か、歩きながら悩む。
棚を見てショック。オー、おにぎりが売り切れている。しかし、隣の棚に、カツサンドが売っている。カツサンド大好き。
搭乗口に向かう。
人はまばら。搭乗アナウンスはすでに始まっていた。いつもと違うアナウンス。コロナ禍のルール。
プレミアムメンバーの優先搭乗はない。後ろの席から搭乗。
後ろの窓、後ろの真ん中、後ろの通路、前の窓、前の真ん中、前の通路の順番。
今回のフライトルート
ANA663便は、ソラシドエアとの共同運航。時間通り出発。
私の旅のお供 iPad-miniを取り出し、「水曜どうでしょう」を見ながら、カツサンドを食べる。
アルプスは少し雪をかぶっていた。
冬はもうすぐ。機内はマスクを着けている以外はいつもと同じ風景。
長崎空港もひとはまばら。観光の人も少ない模様。
長崎名物 角煮まんじゅうの「角煮まんじゅうちゃん」
トヨタレンタカーデスクで受付をして、迎えのバスに乗り込む。天候は良い。快晴。
一路、外海地方へ。高速と有料道路を使って、1時間ほどのドライブ。
久しぶりの旅行。しかも、飛行機と自動車なので、普段の在宅勤務と風景も体の動かし方も違っており、とてもレフレッシュ出来ている。
長崎に着いて、さっそく土地のものを食べたかったのだが、ドライブしているうちに、おなかがすき(中途半端に少しずつ食べているので)
コンビニに立ち寄る。いつもの商品、おにぎりを買ってしまった。しかも、おかか。夜ご飯は、ちゃんと名物を食べよう。
映画「沈黙」-サイレンス-
道のりは山の中を通っていく。トンネルが多く、そして長い。海岸沿いの道は、山に沿ってできているのでくねくね曲がっている。
そして、アップダウンの繰り返し。
車がなかった時代は、山を越えるには相当、時間がかかったであろうと思われる。
外海地区は、西彼杵半島の西側で、地名の通り、外海に面しています。長崎市ではあるものの、列車は走っていない、陸の孤島的な地。
陸の孤島ゆえに、キリシタンが潜伏できた。江戸時代末期で、8,000人いたそうです。
遠藤周作は、この地をモデルとして「沈黙」を書き上げました。
外海にある「沈黙」の碑には、「人間がこんなに哀しいのに主よ海があまりに碧いのです」
とありますが、外海から見る海の碧さは、確かにただならぬものがありました。
「沈黙」は読んでないのですが、映画 -サイレンス-は観ました。
外海の地はやせた土地で生活はかなり苦しかったようです。信仰が心の支えだったのではないかと思われます。
信仰をやめさせようと役人は、転ばせ(棄教させ)ようと、はりつけ、拷問を行います。奇跡は起こりません。
ですので、神は沈黙している。私はそういうことではないと思います。神はみている。人がどう生きていくのか。
映画の中のセリフで、「人間100%善人もいないし、100%悪人もいない。100%強き者もいないし、100%弱き者もいない。」「弱き者はどこで生きればいいのか?」
問うべきは「人はなぜ生かされるのか?」
こういうことを考えたいと思い、外海に来てみました。
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