竹田名平

NECにて、デザイン思考、リーンスタートアップスタイルの新規事業開発をしています。社会…

竹田名平

NECにて、デザイン思考、リーンスタートアップスタイルの新規事業開発をしています。社会により良い価値創造をする「ビジネス・デザイナー」です。 哲学や歴史を通し思考して、ビジネスイノベーションに役立てています。 「知らないことを知って思考する」いつも新しい知を求めています。

マガジン

  • 共感・共通認識

    共感及び共通認識について記載しております。

  • 自分とは

    自分について知る。自分の成長のためにどうすべきか、を記載しております。

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    仏教に関する記載をしております。

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    旅した思い出を写真と共に綴っています

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    心理学に関する記述をしております。

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一人旅 Episode-1 「はじめに」

「15」の旅エピソード 1 はじめに 旅概要 2 旅の始まり 映画「沈黙-サイレンス」の舞台へ 3 世界文化遺産 長崎・外海の出津と大野集落 4 GOTOトラベル事情 ホテル割引と地域共通クーポン 5 映画「悪人」のロケ地 福江島・大瀬崎灯台  6 ワーケーション 道端でオンライン会議に参加してみた 7 続・世界文化遺産 頭ケ島天守堂 8 幕末の長崎 坂本龍馬 9 検索しない予約しないブラリめし 10 長崎から博多まで9時間鉄道の旅

    • どんなチャンスも逃さず「学ぶ」

      ウォールマート創業者サム・ウォルトンが、ドキュメンタリープロデューサーから、インタビューを受け、終盤、最後に他に何か言っておきたいことはないか、尋ねられた。そこで、ウォルトンは「あなたにお尋ねしたいことがあります」と、プロデューサーにインタビューの過程で学んだことや、ドキュメンタリー番組を通した考え方を質問し、今まで知らなかった異なる世界を知ることを得ています。 名著との評判が高い「自己刷新: 個性的で革新的な社会」の著者ジョン・ガードナー曰く「人の注目を集めるような面白い

      • 「まあ、いいか」は、自分の可能性を捨て去る敗北宣言

        スヴェンソンホールディングスの児玉圭司代表取締役会長の著書「一日一話自分を強くする成功の教科書」において、『「まあ、いいか」という言葉は、恐ろしい伝染病のようなもの。あっという間に組織に広がり、人の成長を妨げ、深刻な問題を引き起こす。決して口にしてはならない』と書かれています。 自分が上の段階を求め、試行錯誤し、何度もチャレンジしている中、「まあ、これくらいでいいか」という気持ちになってしまうことはないでしょうか。私は何度もあり、そういう時は、一度も自分が期待していた成果を

        • 風従花裏過来香(かぜはかりよりすぎたってかんばしし)

          禅語 風は、花々の間を通り抜けてくるため、香りが豊かである。この前の句は「水自竹辺流出冷」水は、竹林の下を流れてきて、冷ややかである。ものごとも、人も、縁に従って変化する。 風がどこを吹き抜けるかも、水がどこを流れるかも「縁」。仕事に恵まれるのも、良い人間関係が保てるのも、きっかけは縁だと思います。その場所、その時間、その相手に巡り合わせというのは、とても奇跡。 良い人であれば、縁を結ぶ。さらに親交を重ね、お近づきになる。そして、良縁は連鎖していきます。次々に良い縁が広が

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        一人旅 Episode-1 「はじめに」

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        記事

          谷根千 浅草の旅

          谷中のしだれ桜 根津神社 上野公園 浅草寺 浅草寺界隈 佐久良のビーフシ

          谷根千 浅草の旅

          自分の人生を描く

          自分のキャリアを考える時、よく思うのは、「私たちが人生を通して、行おうとしていることは、自分の中にある未知の自分を引き出し、新しい自分になること」であり、自分自身の人生を考えることと同じだなと感じます。 本当(authentic)の自分になるということは、自分自身が自分という人間を創り出す作家(author  この二つの言葉は同じギリシャ語から派生している)になることである。つまり、自分に生まれながらにして備わった力と望みを発見し、それを引き出す方法を自分で見つけ出さなけれ

          自分の人生を描く

          枠を大きくして、解決する

          行動分析学の創始者であり、心理学者のスキナー曰く「人間の行動はすべて、個人の欲求か、種の欲求か、社会全体のルールに適合したものなる」ただし、これらの三つの要素はぶつかり合うことが多く、そのために強い緊張、衝突が生じます。 たとえば、倒産の危機に直面している会社を想定してみます。会社が無くなるのを回避したい(種の欲求)。既存のやり方、組織、文化のまま(ルールの適合)で良いのだろうか。変えなければ、倒産だ。しかし、現場の社員は変えたくない(個人の欲求)と考えている。 行動の中

          枠を大きくして、解決する

          世界を変える「パワー」を持つには

          Noteを通して、多くの人とつながっていくことで、自分に多くのことをもたらしていることに感謝しています。国も違う、世代も違う方々と、私が発信している内容について共感していただき、私は、多くの方々に囲まれた「安全」と「自己肯定感」を得ています。 ハーバード大学MBAの「世界を変える権力の授業」では、人類は二つのものを追い求めていると述べられています。それは「安全」と「自己肯定感」。私たちを簡単に滅ぼすほど危険な力から身を守りたいという思い。人間の営みなど何の意味もなさない宇宙

          世界を変える「パワー」を持つには

          ワークライフハーモニー

          ジェフ・ベゾスの考えとして、ワークライフハーモニーがあります。ジェフ曰く「ワークライフバランスという言葉はあまり好きではない。少し違和感を覚えるのだ。「ワークライフハーモニー」のほうがいい。職場で元気になれて、仕事が楽しく、自分がチームの一員として役に立っていると感じられたら、家でもいい人間になれるはずだ。夫としても父親としても、もっとよくなれる。家が楽しければ、社員としても上司としても、よくなれる。」 ピッチャーとバッターの二刀流に挑戦し続けている大谷翔平選手。両方の練習

          ワークライフハーモニー

          バタフライ・エフェクト

          最近、必ず視聴している番組「映像の世紀 バタフライ・エフェクト」。「ヴェルヴェットの奇跡 革命家とロックシンガー」の回は、1989年「ビロード革命・ヴェルベット・レボルーション」を果たすチェコスロバキアが舞台。すべての始まりは、革命家が「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」というアメリカ・ロックバンドのレコードを手にしたことでした。 バタフライ・エフェクトとは、ある場所での蝶の羽ばたきが、そこから離れた場所の将来の天候に影響を及ぼすということを表しています。最初の力がどんな

          バタフライ・エフェクト

          危機

          ジョン・F・ケネディの言葉に「危機という言葉は二つの漢字でできている。ひとつは危険、もうひとつは好機である」というのがあります。ケネディも「危険」であるキューバ危機を乗り越え、それを「機会」と捉えて米ソ関係の改善に努め、翌年にはPTBT(部分的核実験禁止条約)を結ぶまでに至りました。 経験したことのない、とてつもない大きな問題とは、突然やってきます。解決するには途方もない労力と時間がかかる、と考えます。しかし、こうも思うわけです。これだけ大きな問題となれば、解決した後は、大

          七走一坐

          「七走一坐」とは、7回走ったら1度は座りなさい、という禅語の言葉です。ずっと走り続けていないと仲間から後れをとってしまう。ついついそう考えてしまう。 寓話「目をなくしたカバ」 一頭のカバが川を渡っている時に自分の目をなくした。永遠に目を失ってしまうのではないかと思い、川のあちこちを探し回った。しかし、見つからず、カバは疲れ果てて、座り込んでしまった。すると、川は落ち着き、濁っていた川が透き通って見えた。そうして、カバは、自分の目を見つけることができた。 ずっと走り続けるこ

          七走一坐

          ルールを変える 構造を変える

          リゾーム思考というのがあります。フランス哲学者ジル・ドゥルーズ曰く「始まりも終わりもない、ネットワーク状の思考」リゾームは新しい部分が接続されたり切断されたりするたびに性質を変えていきます。接続とともに変化し、新たなものが接続することで、全体の性質も変えてしまいます。サッカーゲームがわかりやすいです。パスひとつでプレイは都度変化し、パスの連動でゲームが大きく変わります。 新しい発想で少し変化させると全体が大きく変わるということができます。新しいルール、少しだけ違うルールに変

          ルールを変える 構造を変える

          ナラティブ

          ナラティブとは、語り手自身が主人公となり紡ぐ物語です。アマゾンの会議では、パワポ禁止とし、ナラティブ形式の文章を使用するようです。限られた時間で、読み手に主旨を理解しやすいように、ペルソナ(登場人物)を設定し、実際にサービスが使用されるシーンを記載して説明します。 フランス哲学者ロラン・バルトは、物語の構造を、送り手と読み手のコミュニケーションとしてとらえました。確かに、物語とは、読み手(受け取る側)がいてはじめて成り立ちます。読み手に寄り添った物語構造は、両者の共通認識に

          ナラティブ

          差延

          フランス現代思想家ジャック・デリダは、物事を差異化する運動の原理として「差延」という概念を掲げました。AとBはどこか違うので区別が出来ます。その違いを突き詰めることこそが物事の本質であり、物事は何かと何かの違いでしかない、というわけです。 ビジネスの中で使われるワードに「As Is(現状)」「To Be(目指す姿)」というのがあります。持続的に成長していく組織にはなくてはならない議論のたたき台です。「目指す姿」と「現状」とでは、大きな違いがあります。まずは、この大きな違いに

          誤解されることを恐れない

          ジェフ・ベゾスの言葉に「We are willing to be misunderstood for long periods of times」(長期間にわたって誤解されることを我々は恐れない)というのがあります。 イノベーションは、それが斬新であればあるほど、周りの人には理解し難いものであり、誤解を与えるものかもしれません。また、それによって、それ自体の行動をやめさせられることもあり得ます。しかし、それでやめてしまうと、次の機会はもうありません。 長きにわたって、理解

          誤解されることを恐れない