モチベーションを上げるには、結果だけを求めてはダメ、辿ってきた道を振り返ろう。
こんにちは。リョウ太です。
今日は、人がモチベーションを高い状態を維持する
方法について、ぼくが一昨年学んだことを紹介します。
共通テストが近づいてきましたね。
この時期、大学受験生がいるご家庭では、
緊張感が漂っているんじゃないですか?
実は、去年の今頃、ぼくも同じような状況にいました。
娘が浪人生として共通テストに挑む姿を見守りながら、
親としてもいろいろなことを経験しました。
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結果が出ない日々にモチベが危機的状況に
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一昨年前の一浪中の夏休みが終わった
9月ごろから、彼女の様子がなんか変。
勉強に対して熱が入らない様子。
夏休み、あれだけ全精力をささげても、
成果が見えず、モチベーションがガタ落ち。
「このままのやり方でいいのだろうか?」
と迷いが生じるようになってしまった。
「ちょっと気晴らしに絶叫マシンに乗りまくりたい」
って言うから、二人でナガシマのスチールドラゴン
とか全ての絶叫マシンを何回も乗り尽くした。
二人でフラフラになりながら、
「これで明日からがんばれるね!」って
言いながら、遊園地をあとにしました。
その後3日ほどはモチベーション回復したけど、
元に戻ってしまった。やっぱり、、、
カンフル剤的な対策は長続きしない。
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これをやったらモチベを上がってきた
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これは根本的な対策が必要だなって思い、
娘と話し合ってどうするか考えることに
しました。
娘をサポートしたい気持ちは
誰にも負けないつもりでした。
でも、正直なところ、僕は
高校の勉強内容なんてほとんど覚えてない…
英語の文法とか単語とか、数学の公式とか、
すっかり忘れちゃいました。
そんな僕が娘のためにできたことと言えば、
「勉強のやり方」を一緒に考えることぐらいでした。
娘と話してて気を付けたのは、
彼女自身が自分に合った勉強法を
見つけられるようにすることでした。
ぼくが提案したのは3つの方法です。
1つ目は、毎日、学習日記をつけること。
勉強の進み具合とか、その日に感じたこと、
間違えた原因を記録していくと、
自分の過去の成果や間違いが
客観的に見えてくるんです。
それからは、彼女は毎日ノートに数行だけですが、
日記をつけるようになりました。
2つ目は、
「基礎力が足りていないのか」
「スピードが足りないのか」
をはっきりさせること。
それをはっきりさせるには、
自分で指標を作って実績を確認するよう
アドバイス。
その二つの指標とは、
全問題のうち、時間内に回答できた問題数の割合
回答できた問題は不正解も含む。
もうひとつは、
回答した問題のうち、正解できた問題数の割合
単にテストの点数だけ見ても何も分からない。
回答した問題はできているのか?
だとしたら時間が不足ってこと?
それとも、
そもそも回答した問題ができていない?
どっち?
どちらかによって、立てる対策の方向性が
まったく異なってくる。
基礎はできているけどスピードが足りないのか?
基礎がそもそもできていないのか?
彼女の場合は明らかに基礎はできていたが、
スピードが足りていなかった。
この課題を数値的に説明してやるだけで、
彼女はずいぶんと元気が出てきた
今まで基礎重視でやってきた効果はあった
ってこと。これからはスピードをつけて
行こうって方針が明確になったから。
そこまで分かると、あとはひたすら実践だね、
って話になって、3つ目の対策として、
10~11月、ひたすら模試を受けまくりました。
全部で5回の共通テスト模試を受けました。
でもはじめは全然スピードが上がらなかった。
しかし、5回目には、明らかにスラスラと
問題が解けるように。
ちょうど共通テスト1か月前まで、
模試の判定は全てD判定だったんですよ。
合格の可能性は30%以下。
しかし、ついに一番最後の模試の判定が
Aに近いB判定に。合格可能性が80%以上。
こうして、娘も自分の課題を明確にできて、
それによってモチベーションを高くもって
くることができた。
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合格の知らせとその後
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共通テスト、2次試験が終わった昨年の春、
娘は無事に志望校に合格しました。
あの時の喜びは、今でもはっきり覚えています。
でも、これって全部娘自身の努力の結果なんですよ。
ぼくが手伝えたのはほんのちょっとだけ。
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モチベーションを保つにもデータが大事
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この考え方は、
ビジネスやパソコンなどのスキル習得、
健康づくりにも通じる話。
モチベーションを上げるコツ。
それは、やった足跡が見えるようにすること。
それは、日記のようなもので記録をつけたり、
やったことの成果を直接表す数字を残す。
たとえば、ダイエットするなら、
・毎日何キロ走った
・食事のカロリー
などを記録して残しておく。
こうやってデータを残しておくことが、
なにごとも、継続や成長のためには大事
ですよってお話でした。
これから共通テストを迎えるご家庭の皆さん、
無理せず、リラックスして過ごしてくださいね。
親のサポートって、
安心感を与えることも含まれると思います。
勉強の内容は教えられなくても、
勉強の仕方や向き合い方を一緒に考えるだけで、
お子さんにとって大きな支えになるはず。
この経験を通じて得た知恵が、
少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです!
PS.
データとか数字って苦手って思っているあなた。
さっきのお話にあったように、うまく使えば
強力な武器になりますよ。
ぜひ、自分も使えるようになってみたい、
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