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「使い捨ての資料」に悩むビジネスパーソンへ:仕事の価値を見直そう

こんばんは。リョウ太です。


今日は、私のいまの本業で大事にしている
仕事の心得に関する話を紹介します。


ちょっとかたい話かも。
でも、新しくスキルを身につけたい方、
転職を検討している方には
きっと役に立つ情報です。


それは、資料作成に疲れたあなたへ、
「意味のない仕事」から抜け出す方法
をお伝えするものです。


資料作成って、はじめは面白いですけど、
慣れてくるとだんだんしんどくなる。


楽しさも時間が経つにつれて薄れ、
やがて。単調さや面倒くささが勝ってくる。
こう感じているあなたは、
とても健全なかただと思います。


このようなお仕事って、正直に言って、
一度やったら終わりの作業がほとんどですよね。
せっかく作った資料も、一度使ったらもう終わり。


その資料、1年後に見直すことありますか?
あ~、こんな仕事もしてたなぁって懐かしく
感傷にひたることはあっても、
もやは古新聞となった資料に価値はない。


まるで秋の食材のように、
旬を逃すと価値が一気に失われるようなものです。
また、意味もなくなっていることが多いと思います。


そんな儚い仕事に注力し続けることに疑問を
持つようになる。


私もかつては、何日もかけて、
場合によっては徹夜までしてA3資料を何十ページも
作ってた時期がありました。


そのために、データを整理してグラフ化して、
レイアウト考えて。


幕の内弁当みたいに、
いろんなパーツをギュウギュウに詰め込んだ、
私が若い頃に、大流行してたトヨタ式A3資料。


最初のころは、いかにキレイな資料を作るかって
ことに夢中になって取り組んでいたんですよね。


一生懸命データを整理して、きれいなストーリーに
仕立てる。多少事実と違っても、ストーリーが大事。
それこそが仕事だと思っていました。


グラフの魅せ方がベストになるように、
任意に期間を区切ったり、縦軸のスケール
調整したり、本命案が引き立つ代替案を並べたり。


でも、あるときから、無意味に思えてきた。
どうせ、会議が終わったら見向きもされない
物を作ってなんの意味があるの?


「いや、私が資料を作ることによって、
 会社の意思決定に貢献できた!」
って反論するあなた。
本気で信じているんですか!?


そんな意思決定、経営者の怠慢じゃない?
部下に情報集めさせて、整理させて、
報告させて、経営者は分かった気になる。


そういう情報って、
下から上に上がって来るなかで、
ねじ曲がってくる。


私が大企業に勤めていたときも、
ある取締役が嘆いていた。


「どうして私のところに上がって来る
 情報は事実と違うんだ!」
「どうして私の指示がねじ曲がって
 現場に伝わるんだ!」
てよく言っていた。


そんなの当たり前だよね。
中間管理職って、保身が大事だからね。


そりゃ、途中で、情報に尾ひれ付いたり、
付いてたものがなくなったり、
経営層に伝わるころには原形とどめてない。


そんなクソくだらん仕事に辟易として、
退職前は超テキトーなやる気のない
資料つくってた。


理想は、「社内の情報がリアルタイムで
だれでもどこからでもデータとして見える。」
これじゃない?って思うわけです。


だから、私はいま、新しい会社に来て、
あらゆる社内データを自動でかき集めて、
意味のあるグラフに整えて、
常時ポータルサイトに表示しておくシステムを
つくってみました。


これをやることで、私自身の資料作りの
時間を大幅に削減できた。
それ以上に、一般社員から経営者まで
同じデータを常に見て判断できる。


社全体の売上などのマクロデータから、
何月何日に誰が何を購入したか?など
ミクロなデータまで、
全員がカンタンに見れる仕組みになっている。


いちいち、報告する必要もない。
だから、だれもウソつく必要がない。
データを頂点とした経営ができる。


それこそが「仕組み作り」です。
これが非常に重要なんです。


ぜひ、非生産的な資料作りに辟易としている
あなたこそ、別の視点から仕事を改めることが
必要な時期にきているのではないでしょうか?


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