
ありのままの自分を見せられますか?
あなたはありのままの自分を人に見せていますか?
「隠してもしょうがないし、普通に見せてるよ。」
いいですね!素敵です。
「みんなの前では無理だけど、家族や親友の前では素の自分でいられる。」
それはいいことですよね。
そういう相手がいること、そういう場所があることって貴重です。
誰かの前でありのままの姿を見せられることは、心にゆとりと幸福感を与えてくれる気がします。
でも、親しい人以外の前では自分を出さない人も多いのではないでしょうか。
ましてや、親しい人の前でも本音で話せずいい人を演じてしまう方もいるかもしれません。
私はと言うと、家族や仲のいい友達の前ではありのままの自分のつもりでした。
でも最近、自分の内面の奥まで見せることが結構苦手なんだと認識したんですよ。
特に弱みを見せたくないところがあると思います。
みんなそう?
人の様子はよく見ていて、言動から本心を見抜くというか自然に分かってしまうことが多め。
でも、本当の自分は隠してる?
ありのままってどこまで?
考えると分からなくなってきますね。
本当に心を許せる極一部の人にだけは出せるかなぁ。
自分の本心、意見、考え方、経験、過去、短所や弱み、失敗も含めて周囲の人に話せてますか?
特にネガティブな感情。
自分の嫌な部分は隠したくなりますよね。
「自己開示」って日常会話ではあまり聞かない言葉だと思います。
簡単に言うと
「ありのままの自分を見せること」
そう聞くといいイメージですが、
「ありのままをさらけ出すこと」
と聞くと少し抵抗感ありませんか?
自己開示とは、自分に関する情報や考え、価値観などを、そのまま率直に相手へ伝えること。内容には、自分の強みだけでなく、悩みや弱みなどの弱点も含まれます。
目的は、相互理解を深めること。一方が自己開示すると、相手も自分について話しやすくなるため、相手と信頼関係を構築しやすくなります。そのため自己開示は、営業や面談などで相手の本音を引き出すときにも使われるのです。
noteを書く時自分の内面をさらけ出すことにためらいがある、とは気づいてたんですけどね。
それはSNSというオープンな場だからだと思っていました。
でもそれだけじゃないのかなと。
私は今コーチングの勉強をしていますが、スクールのクラスで生徒同士でワークをやるんです。
そこでは「話せる範囲で」と言われましたが、かなりプライベートなことや自分の考え、人間関係について話す機会があります。
1対1ならまだいいんですけどグループワークだから何人もいます。
普段の生活の中ではなかなかしない話ですが、学びと練習の為に必要ですし、みなさんいろんなことを話してくれます。
私も結構オープンに話しましたが、自分をさらけ出すことに抵抗感があること、普段内面を隠しがちであることに気づいたんですよ。
それでもnoteに毎日自分の考えを投稿しているおかげで、以前よりは抵抗感が減っている気がします。
自己開示することでのメリットもいろいろあるんですね。
自己開示のメリット
1.初対面でも、短時間で距離を縮めることができる
2.より深い人間関係の構築につながる
3.自分の中で安心感が生まれ、自信がつく
相手に心を開いてもらいたければ自分から開いていくしかないですよね。
相手に「何でも話してね。」って言いながら、自分は本心を壁で覆っているようではズルいですよねぇ。
相手が包み隠さず話してくれたことで、自分も安心して話しやすくなったり、心の距離が縮まったように感じることってみなさんも経験あるんじゃないでしょうか。
コーチングの学びを深めてクライアントさん(コーチングを受ける人)が心を開きやすくする為にも、
日常生活の円滑なコミュニケーションと自分自身が楽に生きる為にも、
もっと自己開示していこうと思う今日この頃なのでした。