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仮面を脱いだ素のわたし
いつも通りの日常をやっていると、「なんかちょっとしんどい」と思えるときが度々やってくる。壁にぶつかると、頭では「これしかないでしょ」とわかることも、心のなかでは、苦しさからちょっとは楽になりたいという気持ちもあって、個性というか、それとも障害と呼ぶのか、これは人によって違うけれど、私は私のままで生きていくことしかできないんだと思った。そのままでいいんだと思います。そのままでね。
そんなことをつぶやきながら、お仕入れを整理してると、こんなものがでてきた。
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いまだに愛用しているものだが、JINSで販売されている濃いブルーライトカットメガネである。懐かしいなと思いながら、とりだした。「前は、あんなにも光を嫌って、サングラスなしでは生活できなかったのにね。」必須アイテムになっていたはずのものが、いまではちょっとずつだけれど、手放して生きられるようになっていた。
それでもまだ、光を浴びると、つよい痛みに襲われることも多い。けど、1,2年前よりは、ちょっとはマシになったのかな。なにが原因かはわからないし、医者に相談しても、解決できないんだから、「そりゃ、諦めるしかないよな」と思った。でも、ひとは小さくちいさく生まれ変わっていくのかもしれない。
ひとって、言葉を通じて変われるほど、簡単なものじゃないけれど、たとえどんなにダメだと落ち込みたくなるような絶望がやってきたとしても、そんな自分を許すことさえできれば、世界はもう少しやさしくなっていくと思うのです。
たまには、石ころにぶつかって躓いたり、転げ落ちるようなイベントがあってこそ、面白い人生だと思っている。完璧ほど退屈でつまらないものはない。「できないこと」があったり、「人とはちょっと違うな!」と思う感覚をもっていたりする人をみると、人間っぽさを感じられる。「全く一緒ではないけれど、ぼくも同じ気持ちだよ。私もそうだよ」ってぐあいに救われる人もいるかもしれないね。
誰にだって「ちょっと変かも」と思うような性癖はあると思う。いや、あっていいと思う。周りと違うことは"個性"だとかいう人も多いけど、日本にいるとそれが嘘なんじゃないかと目を疑いたくなるような出来事がよくある。
自分のことを十分に理解できるひとは、自分だけだと思った。「自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか」と、アドラー心理学でも叫ばれていたぐらいだし、これからは「こうしなければならない」という強迫観念をほどきながら、「こうしたい」という欲望にしたがって生きることが、自分らしさを追求するうえで必要になってくると思う。
結局、じぶんは大学で働きたいと考えていたし、それが正解だと思ってた。けれど、大学で働くことが本当に幸せなのかと、疑問に感じるようにもなってきた。気になっていた有名大学の教授のもとで研究ができれば、可能性だって広げられるし、「やりたいこと」への解像度も上がるはず。研究職を目指すのではなく、研究で得られたソフトウェア技術をそのままビジネスに掛け合わせてしまう方が、自分の肌に合ってるように感じました。目的地は定まった。あとは、目の前にあることを淡々と積み上げるだけです。
10年後、なにしてんのか分からないけど、将来の自分に少しだけ期待したいと思います。
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