2023.12.31 動かない振り返りを忘れている
現代詩手帖は何年か前に購入したことがあって、その号では辻征夫を特集をしていた。「かぜのひきかた」、ぱっとタイトルが今思い出せた詩、載っていた全部の詩をとてもいいなと思った。なぜ現代詩手帖をそのとき購入したのかは覚えていない。
買った、とかそういう行動のことは覚えていて、そのときの気持ちは忘れていることがよくある。気持ちを思い出そうとしても、その気持ちはもう、今の自分が予測として再現する気持ちだから、過去の行動に付随した気持ちとは微妙にずれてくる。
今年最後だというのに、