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2023.12.16 インスタライブで試験勉強
現代詩手帖に毎月投稿しようと決めて、11月と12月はもう出して、あとは毎日小説を書いて、noteも書いて、そうしているうちに、ああもう1月の投稿分の詩を作らないとじゃん、と昨日詩を書いた。詩も、小説も、noteも、全部楽しい。書くのは楽しい。
昨日、伯母からLINEが来て、伯母の息子、つまりわたしのいとこが今度結婚するというので、その招待状が、メールというか、そのサイトに行くといとこといとこの結婚する人の写真と、そこに結婚式に来るか来ないかを入力する画面とかメッセージを書き込める欄があって、今はもう紙ではないのだ、こうしてネットで招待状が来るのか! と驚いた。
ちょっと前に友だちと話していて、その友だちには中学生の子どもがいて、その子の子どもはやっていないけど、今の中学生というのはインスタライブをしながら試験勉強をするのだ、というのを聞いた。どういうことかわからなくて、何度か説明してもらった。だから、つまり、インスタライブをする、それはわたしもわかる、それで、それを試験勉強をやりながらやる子がまずいて、そこに、そのインスタライブを見ている友だちの何人かが加わり、そうすると、実際には一緒にいなくても、一緒に試験勉強をやっているのと同じような状況が作れる、ということなのだろう。
今住んでいる家の近所にあるショッピングモールにはフードコートがあって、そこでたまに何人かの高校生とか中学生が集まって勉強している姿が見られる。
想像の中で女の子が出てきて、制服を着ていて、静かな部屋の中で、ローテーブルにノートと教科書を広げた女の子が、おもむろにスマートフォンを取り出して、画面を触って、そこから声が聞こえて、女の子は仏頂面をしていたのに、ぱっと笑顔になって、笑いながら喋りながら、教科書やノートやシャープペンシルを触っている。そういう女の子が、男の子も、世界のそこらじゅうにいるところを想像する。
小説を書き始めたのが、子どもが1歳になったタイミングだったから、ずっと小さい子どもと一緒にいて小説を書いてきた。今も、小さい子どもが遊んでいる横で、この文章を書いている。まだ独身で、都内で一人暮らししていた頃に小説を書き始めていたら、小説家の人の講演とか、イベントとかにたくさん行けていたのかもなあ、と思わなくもないけど、今はリアルで行けなくてもネットで参加できたりするし、インスタライブをしながら試験勉強をする子たちと同じように書いていけばいいのだと思う。
今日はこれから子どもたちを連れて買い物に、朝は雨の音がしていたけど晴れたようなので歩いていけるかも。焼き芋とたこ焼きが食べたい気がする、気のせいかもしれない、実際にものを見てみないとわからない。