【マシュマロ】Mrs.GREEN APPLE『コロンブス』のMV問題に関する記事について、ご感想をたくさん頂きました!
先日、Mrs.GREEN APPLE『コロンブス』のMV問題について記事を出したところ、予想を超える反響がありました。
批判されるべき内容だったことに間違いはないけれど、必要以上に悪意が深読みされ、人格否定な言葉がSNSに飛び交う状況がツラく、一度、問題を整理したいと思って記事を書きました。
特に、大学教員を名乗るアカウントだったり、有名なコラムニストだったり、弁護士だったり、一般的に権威があるとされる人たちほど強い言葉を発信し、それをマネした攻撃が次から次へと拡散されていく光景は恐ろしかったです。
まずは自分のモヤモヤを晴らすためにも、そもそもの問題はなんなのか。それが問題となる理由はなんなのか。諸々の流れを踏まえた上で、わたしたちはその問題とどのように関わっていかなければいけないのか。ひとつひとつ紐解いていきました。
書きあがったとき、公開すべきか迷いました。これによって誰かを傷つけてしまうんじゃないかと不安になりました。
ただ、こんな風に考えている人間もいるのだと示しておきたい。そう覚悟を決め、公開するに至りました。
結果、多くの方に読んで頂き、マシュマロにたくさんのご感想をもらうことができました。微力でも誰かのお役に立てたのであれば嬉しいです。
もちろん、そうは言っても、可視化されないネガティブな反応もあるはずなので、傷ついている方がいないかは今後とも注視していきますが、ひとまず、今回は頂いたマシュマロと回答13個を掲載していきます。
ありがとうございます!
大森さんの過去のクリエイティブを見ていくと、今回批判されているような内容を意図しているとは考えられないので、その点はちゃんと言葉にしておきたいと思いました。
みんながみんな、これまでの作品を追っているわけではないですし、専門家の人たちは自分の領域からコメントをするので、Mrs. GREEN APPLEの世界観が無視された状態の炎上はツラいものがありました。
なので、歌詞の解釈は様々ですが、そのような捉え方もできるということは示しておく必要を感じました。お役に立てたようで嬉しいです!
ありがとうございます。
専門家の人たちは自分たちの領域でコメントをされるので、正論も正論だから、目にすると苦しいですよね。
たしかにそうなんだけど、そうじゃないというか。結果的にそう解釈できてしまうから問題なんだけど、大森さんはそういうことを言いたかったわけではないはずなので、その点、わかってほしいというか。
ただ、そのことを発信すると今回の問題を擁護しているように誤解されかねなくて、みんな、もどかしい思いをしているように感じます。
わたし自身そうだったので、一度、そのあたりを整理しておきたくて、考察を書くに至りました。お役に立てたようで嬉しいです!
ありがとうございます!
お役に立てたようで嬉しいです!
正しいか否かではなく、自分の立場からはこう見えるという話を分かち合っていきたいですよね。
考え方が違うのは立っている場所が違っているからかもしれない。一度、相手の立場になってみたら、そう考える理由がわかってくるかもしれない。
わたしが正しく、お前は間違っていると主張したところで、人が意見を変えることはありません。で、それなら排除しようとなってしまう。本当に恐ろしい話です。
相手がなぜそう考えたのだろうと想像し、お互いの立場を優しく共有し、ゆっくりでも歩み寄っていきたいものです。
さて、本についてですが、児童書であれば『トレモスのパン屋』なんていかがでしょう? 一緒に読むといろいろ考えることが出てくるので、面白いような気がします。
過去に記事にしているのでご参考までに。
また、小学5年性ということで、思春期な悩みを持ち始めていたら、『非・バランス』という作品がオススメです。
こちらも過去記事を参考までに。
経験上、森絵都さんの『カラフル』が小学校高学年の子たちの食いつきは一番いいです。ただ、内容がけっこうハードなので、大人が与えていいものなのか、いつも悩んでいます笑
ありがとうございます。
これだけ大きな問題になってしまうと先の展開が見えず、不安になってしまいますよね。
メンバーも制作に関係した会社の皆さんも、素敵な作品を作ろうという一心だったはずで、まさか、こんなことになるなんて……という心境だと思います。
そういう意味では責任を取ろうにも、どうしたものか、それぞれの立場で悩まれているんじゃないかと推察されます。
悪意がない以上、今回の件は迂闊な失敗以外のなにものでもなく、なぜ気づかなかったのか、なぜ止められなかったのかと言われても、「すみません」と答えるしかないんですよね。きっと。
ただ、批判する人たちはそんか言葉じゃ納得しない。会社という大きな単位で動く場合、どう説明したものか、八方塞がりに陥ってしまいます。
そんな中、大森さん個人が迅速に自らの名前で謝罪文を発表したことは大きかったように感じます。誰かのせいにするのではなく、自らの足りなかった部分をしっかり認め、MVの公開停止を判断されるなど、表現者としてすべての責任を負う覚悟が見えました。
少なくとも、MVを制作するために尽力された人たちの心は救われたはずです。結果的に問題ありとされてしまいましたが、たくさんの人を笑顔にするため、一生懸命だった人たちはいるわけですから。
この炎上で大森さんを知った人たちは一時的にネガティブなイメージを持つかもしれませんが、それだけの覚悟ができる人ならば、必ず、今後の活動も真摯に取り組み、本来の魅力を発揮されるはずです!
ありがとうございます!
これまでも大森さんは自分の言葉で大事なメッセージをみなさんに伝えてこられたんですね。だからこそ、今回も早々に自らの名前で謝罪文を出すことができたのだと納得しました。
問題がものすごいスピードで広がっていく中で、ファンの方々も、関係者の方々も、これからどうなってしまうんだろうと多くの不安を抱えていたと思います。あの謝罪文が持つ意味は大きかったはずです。
『ケセラセラ』でもニーチェを引用し、言葉だけでなく永劫回帰の思想をちゃんと踏まえた内容になっていたので、きっと、大森さんは勉強家なんだろうと思っていました。
だからこそ、今回の問題はそれだけ考えている人であっても、失敗してしまうというところに本質があると感じました。
しかし、そうじゃない形の批判が加熱していたので、見ていてとても苦しかったです。ただ、短いフレーズでそのことを発信しても、擁護と誤解されかねず、対立を煽るだけになってしまうかもしれない。
そこで複数の視点を丁寧に説明する記事を書くに至りました。自分自身、このことを冷静に整理したかったのです。それが少しでもお役に立ったのであれば、とても嬉しいです!
ありがとうございます。
今回の炎上は複雑な要素が絡み合っているので、本当に難しいですよね。
内容的に批判が怒りを伴いやすい性質があるため、SNS上の言葉も強くなってしまう。そして、強い言葉はさらなる怒りを誘発するため、気づけば、悪意の深読みが進んでしまう。
炎上しているとニュースで知ってから、この問題に触れた人たちはそうやって深読みされた悪意を最初に見るため、つい、強めの批判をしてしまう。
そんな負のスパイラルが生じていたように思います。
だから、インプレッション数稼ぎやアフリエイトなど利益を目的としたアカウントは論外として、強い批判をつぶやいてしまう人たちにも、そうしてしまう事情はあるんですよね。
逆にいうと、SNS(特にX)のシステムが人々から寛容さを奪っているだけなので、みんながそのことを意識できるようになれば、希望はあるような気もします。
わたしの問題意識としても、分断の時代を終わらせることを目指しているので、寛容さに関して、このように言って頂けてとても嬉しいです!
ありがとうございます。
そうなんですよね。大森さんはできる限りのことをやっているんですよね。かつ、これまで発表してきた作品を踏まえれば、悪意があったとは思えない。
なのに、悪意が深読みされて、人格が否定されるような状況は見ていてツラいものがあります。
今回の場合は批判されて然るべき問題故に、人格攻撃について反論しようにも、それが全体の擁護と誤解されてしまう難しさがありました。
だから、一度、丁寧に問題を整理して、冷静さを取り戻す必要があると感じ、記事を書くに至りました。そのことが少しでもお役に立ったのであれば、とても嬉しいです!
ありがとうございます!
そう言って頂けるととても嬉しいです!
ありがとうございます。
今回、この記事を出してみて、違和感を覚えているのは自分だけじゃないとわかりよかったです。そして、みなさんから共感の声を頂き、少しでもお役に立つことができたようで、とても嬉しいです!
ありがとうございます。
なかなか難しい問題ですよね。特に今回は実際の問題だけではなく、専門家の方々が悪意を深読みし、SNSで関係のない自説を述べていたりもしたので違和感が大きかったです。
正当な批判をしているうちに気分が高まってしまったのかもしれませんが、やっぱり、それは理不尽ですよね。ミセスのメンバー及び関係者の方々は反論できる状況にないので、理不尽な批判が拡散されていく様子は見るに耐えないものがありました。
全員が一度、冷静に問題を見つめ直し、批判は何のためにあるのか落ち着いて考えることが必要ですね。傷つく人たちを守るための批判なのに、それによって傷つく人が新たに出てしまったら、あまりに本末転倒ですもんね。
ありがとうございます。
最近は炎上から社会問題に至るまでのスピードが速過ぎるため、気がついたときにはなにが原因だったのか確認できなくなっている出来事が多いですよね。
結果、深読みされた批判だったり、興味を惹くようにまとめられた極端なコメントだったり、実態と離れた言葉が拡散されてしまうのことに疑問を感じています。
なので、一度、誰が読んでも冷静になにがあったのか確認できる記事を書いておきたいと思いました。まさにそのような形でお読み頂けたようで、とても嬉しいです!
ありがとうございます。
ご家族のことを考えると、今回の問題について、いろいろ思うところがあったんじゃないかと推察致します。
植民地支配は決して終わった過去の話ではなくて、いま現在、わたしたちすべての人に関係している問題なんですよね。
そういう意味で、今回のMVにはふさわしくない表現があった以上、批判の声が上がるのは当然ですが、有識者っぽい人たちが「正しい価値観はこうなんだ」と自慢げなのもどうなの? ……と感じてしまいます。それはまるで部外様のような振る舞いなので。
そもそも、あらゆる差別は社会の側が正解と間違いを勝手に定め、その基準を当事者に押しつける理不尽から生じるもの。だから、他人の価値観を認めるとか、認めないとか、評価することが可能と考えることをやめなければいけないとわたしは考えています。
そして、批判をするときは、自分にも関係があるという立場から言葉を選ぶことが重要である、と。
授業でご紹介頂けるとのことで、とても光栄です。お役に立てれば嬉しいです!
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