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人とのつながりが感じられる本♪【寺地はるなさん編】

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寺地はるなさんの本は、人とのつながりを強く感じられる内容が多いです。私たちは日々、人と出会い、悩み、ぶつかり、傷つくことがあります。そのような時、寺地さんの本は温かく包み込んでく…
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「生きるために必要だった」ことありますか?寺地はるなさんの本

「生きるために必要だった」ことありますか?寺地はるなさんの本

架空の犬と嘘をつく猫 著者:寺地はるなさん

またまた、寺地さんの本のご紹介です!

私はこの著者は素敵だと思うと、次々と同じ著者の作品を読む傾向がありますが今回も寺地さんの本を手に取りました。
ひと言で表すと、さすが寺地さん😊と心が満たされました。

寺地さんの小説に出てくる人物は、様々なタイプがいますが
それぞれの心情や背景がわかりやすく描かれていて、
「この人はどうして・・・」というような

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真摯に、一途に、そして心の葛藤も味わって

真摯に、一途に、そして心の葛藤も味わって

「月のぶどう」著者:寺地はるなさん

寺地はるなさんの「月のぶどう」は、ワイン作りの一連の過程に驚くとともにワイン作りは熱意と冷静さ、そして時にはユーモアを持って接すること、
まるで人間関係のようだと感じた1冊です!

「天瀬ワイナリー」の社長であった母が突然亡くなり、双子の姉の光実に
懇願され、ワイナリーで働くことになった歩。

ワインの知識を一から学びと慣れない重労働に加えて
醸造長の日野さん

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はちみつと一緒に進む!

はちみつと一緒に進む!

今日のハチミツ、あしたの私  著者:寺地はるな 角川春樹事務所

”16年前に最悪な状態からわたしを導いてくれた人。
その人は「あさのはちみつ」と書かれたはちみつと
栄養満点のメッセージをくれた。”

30歳になる碧は、絵を描くのが好きな安西と暮らしていますが
彼は父親から逃げていていつも長く仕事が続かない、いわゆる頼りなさそうな人。
その安西が実家に帰ることになり、一緒についていく決断をします。

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