災いと幸い。変転し変転す。隣り合わせの表裏一体。わざワーイとさいワーイでわいわいやってくしかなーね。。。

またまた「中国古典名言辞典」より。
只今、「淮南子」のところ。

中国古典名言事典 (講談社学術文庫)

禍わざわいの中に福あり。

禍いのなかにも必ず幸福がある。
「禍福かふくは糾あざなえる縄なわの如ごとし」である。

人間万事塞翁にんげんばんじさいおうが馬うま。

人生は何事も塞翁の馬である。禍わざわいが福さいわいとなり、福いが禍いとなって定めがたい。
北辺の要塞ようさいのほとりに住んでいた老人の飼馬があるいは逃げ、あるいは帰る。そのたびごとに翁の家の禍福かふくが変転したとい。

禍かと福ふくとは門もんを同じくす。利りと害がいとは隣となりを為なす。

禍わざわいのくるのも福のくるのも同じ門からであって、人がこれを招くのである。また、利と害とははなはだしく異なるもののようだが、実は利と思うものは反面に害を招き、害と思うものは他面に利のもととなることが多い。両者は常に隣をなし、表裏をなすものである。

禍福倚伏かふくいふく

禍福は糾あざなえる縄の如し

それが人生だーね。

『人生・吉凶禍福』/飛んでる～飛んでる～１郎

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「中国古典名言事典」諸橋轍次｜nabecho｜note

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