おもしろ~ぃ「未来は決まっており、自分の意志など存在しない。 心理学的決定論」★5
2021年 妹尾武治
こういうの弱いな~楽しい! ワクワク!
「決定論」を、いろんな実験結果から説明し、信憑性を高めて、そうなのかもと思わせてくれる。この手に詳しい人はどう思うか分からないけど、何にも知らない自分にとっては、とても楽しく読めました。
脳の暴走による犯罪、自分の意志で止められない行動。どこまで自己責任なのか? たまたま生まれつき多数派か少数派か。少数派の人たちの悲劇よ。「我々は環境と身体の相互作用によって生じる脳内活動という不可避で圧倒的な人間を操作する力(神?)の奴隷」
脳の異常の問題も考えさせられるなー。
知覚世界と物理世界は異なる?てのも興味深い。「環境・外界は我々の脳内で構成されたもの、もし外界が存在してもその全容はつかめず、5つの感覚器官を通してしか見ることができない、それが人間」知覚世界の歪み。
どうなってるのやら。他生物の世界も。全然違うのかな、やっぱ。
「観察によって世界のあり方が初めて固まる」てのは、聞いたことある。二重スリット問題? おもしろげ。「観察されるまで複数の世界が同時並列的に存在可能、観察を行うことで一意に現実が決まる」
うーん…。興味あるけど、分かるようで分からない。
「世界の本質は情報。意識とは情報であり、生命とはその情報を増やすために配置された存在である。意識は情報の変動に過ぎず、自然法則に従う」
うん、よく分かんない笑 読んでからちょっと時間経ってるから尚更。
などなど、いろいろ。
自由意志はないのか、すべて決定してる世界なのか? まあ、真実は分からないけれど、とにかく、興味深い話を分かりやすく説明してくれて、知的好奇心を存分に刺激してくれる楽しい一冊でした!
★\(^^)/☆
いいなと思ったら応援しよう!
Jah よ! へるぷみ~
(T人T) ナムナム アーメン タスケテ・・
☆彡(-人- ) 星に願いを・・・
らぶみーてんだー ♡♡♡ <3