儚き世。or 儚くないYo～。
またまた「中国古典名言辞典」より。
只今、「文章軌範」のところ。
逝く者は斯の如し、未だ嘗て往かず。
去り行くものは川の水のようだが、さりとてその水は逝ってしまったということはない。（蘇東坡「前赤壁の賦」）
逝く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
・蘇東坡 → 蘇軾。1036年1月8日～1101年8月24日。中国北宋の政治家、文豪、書家、画家。
・赤壁 → 長江流域の名所。三国志で有名。
方丈記（鴨長明）のは、ここからきてるの？？
「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。」
絶え間なく変わりゆく。
人の夢。
儚い。
「万物は流転する」（ヘラクレイトス）
其の変ずる者よりして之れを観れば、則ち天地も曾て以て一瞬なる能わず。其の変ぜざる者よりして之を観れば、則ち物と我れと皆尽くることなし。
万物は変化するという観点に立つなら、不変と思われる天地といえども、ただの一瞬もじっとしてはいない。しかし、万物不変の観点に立つなら、どんな物でも、たとえはかないと思われる自分でも、決して尽きてなくなることはない。（蘇東坡「前赤壁の賦」）
万物不変なら、
永遠に
在り続けるのか……？
良かれ悪しかれ。
「あるものはあり、あらぬものはあらぬ」（パルメニデス）
★\(^^)/☆
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