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ストイックには、正しい使い方があるらしい。
こんにちは、絵本作家のなべちゃん(@kanabeta05)です。
突然ですが白状します。私はとんでもなく泥臭く生きてきた不器用人間です。
今日はその不器用さの一部、「ストイック」について。
かつてのストイック至上主義
これは時代かもしれないんだけれど、私の学生時代って今と全然違う!なんだかんだ『ストイック至上主義』だったと思う。
「死ぬこと以外かすり傷」「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」
こんな言葉が横行していて「結果を出すためには睡眠時間を極限まで削って、ただひたすら努力努力努力!」みたいな体育会系が賞賛されていた。(わたし調べですw でもたぶんそう!)
そして私自身も謎のストイックさを持ち合わせる人間で、今思えば「辛いこと=努力」だと思ってた。
受験も部活も就活も、全部全部過酷な状況に自分を追い込んで、体もメンタルも限界までいかないと「自分、頑張ってる!」って思えなかった。
例えば、大学時代。始発で家出て6時からバイトして大学行って、授業の合間にまたバイト行って、その後超厳しい演劇サークルに所属していたので、終電まで稽古して。。
睡眠時間は、いつもほぼ3時間くらい。あとは授業の合間に仮眠取るスタイル。
正直、大学時代の記憶がそこまでないのは人生に迷子すぎて思い出したくないのももちろんあるけれど、寝不足すぎて記憶が残ってないっていうのも大分ある。
駅でフラフラして、線路に落ちそうになったこともあるくらい。いや、ヤバいよね。よく今無事で生きてるなって本当に思います。。
でもそんな自分を「めちゃくちゃ頑張ってるぜ!!」て本気で思ってた、なんならちょっと痛い人だったしw 逆に「自分、毎日6時間は寝てますわ」って友達に出くわすと「本当、この人は甘いなあ」って心の中で思っちゃってた。。
うつを経験して思うこと
そんな頑張り方しか知らなかったから、もちろん限界はきました!社会人3年目にうつになりまして。
その時の話はこちらに書いています。
うつって、確かにならない方がいいかもしれませんが、ぶっちゃけ私は自分の価値観や考え方を変えてくれた本当に貴重で大切な経験でした。
すごく不謹慎ですが「なってよかった!」て思えるくらい、うつ経験後は前より生きやすくなったから。
何に対してもストイックでいなきゃ!ていつも思ってたけど、うつの経験は「そんなのは無理なんだよ。手を抜くことも必要なんだよ」って身をもって教えてくれた。
そう、毎日何事に対してもストイックでいることなんて無理なんですよ!
きちんと結果を出す人の傾向
じゃあどうすればいいのか考えた時に、仕事でも何でも結果を出してる人を観察してみたんです。そしたらわかったこと。
彼らは、ここぞという時しかストイックを使わない!
これなんです。やたらめったらイノシシのように、何にでも200%でぶつかっていく私とは大違いw
自分の中でこれは30%、これは60%って明確な妥協基準を持っていて体力を温存する。で、本当にこだわりたいものor強敵が現れたら、そこで初めてストイックを繰り出す。
この使い方がめちゃくちゃうまい!!!
もしかつての私と同じようにストイックすぎて倒れそうな方は、周りの結果出してる人を見てみてください。
たぶん、ストイックの使い方が上手いはず。
これってすぐ直せるものではないかもだけれど、まず「ストイックになるのは、ここぞという時だけ」って意識するだけで、消耗する体力&メンタルが全然違うと思うよ。
私もまだまだうまく使いこなせてないですが、、ストイックを正しく使えるようになって、上手い感じに結果を出せる人間になりたーーーーい!!!
不器用な仲間がいれば、一緒に成長していきましょう!
Nabechaaan(なべちゃん)
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