📕16 「疲れのサイクル」から抜け出そう
山田知生著 スタンフォード式疲れない体
読了日
6/27
👤著者情報👤
山田知生
スタンフォード大学スポーツ医局アソシエイトディレクター、同大学アスレチックトレーナー。
1966年、東京都出身。
スタンフォード大学は「世界最強スポーツ大学」の呼び声高く、世界から有望なアスリートが集結している。タイガーウッズ(男子ゴルフ)やマイクムッシーナ(野球)、ジョンマッケンロー(男子テニス)など、多くのプロアスリートを輩出している。
📕内容📕
「疲れにくく、そして疲れてもすぐ回復する体になるには、どうすれば?」の問いへの答えがスタンフォード大学の科学的知見として書かれている。疲れない体を手に入れるための疲労予防と疲労回復のメソッド。
💡知識💡
疲れの原因の一つ。睡眠不足=脳震盪。日常生活に支障をきたすレベル。
疲労とは、「筋肉と神経の使いすぎや不具合によって体の機能に障害が発生している」状態。つまり、「神経のコンディションの悪さ」が、疲れを引き起こす。
休日はゴロゴロ過ごすのではなく、体を軽く動かしたほうが、血液の流れが促進されて脳と筋肉にたくさん酸素を送ることができ、疲労物質の滞留を防ぐことができる。
🍀言葉🍀
「パフォーマンスを上げるためには、疲れを溜め込んではいけない」
「疲れを予防し、疲労から回復するために積極的に手を打っていく」
「疲れとは、まだまだパフォーマンスに伸びる余地があることの証」
📕感想📕
日本疲労学会というものがある。
そこで、疲労とは次のように定義されている。
「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である」と。
生きていく上で「疲労」と無縁で過ごせる人はなかなかいない。仕事にせよ、運動にせよ、スポーツにせよ、家事にせよ、遊びにせよ、スマホをいじるにせよ、疲労はつきものだ。
と同時に、その疲労は休息を必要としているサインでもある。そのサインを見逃してしまうと体に害が及ぶため、疲れを溜め込んでしまってはいけない。
だからこそ、疲れをなくす=疲れない体を作っていく必要があり、それを実践していくことで、毎日最高のパフォーマンスを発揮することができる。
ここで紹介されている回復法と、現在僕自身がやっている回復法をミックスさせて、疲れない体を手に入れたい。
今度、疲労回復法でも紹介しようかな。