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小さな好奇心を持つ。ただそれだけ。


noteの更新ができていなかった間、もう一つ嬉しかったことがありました。

それは、まだ桜が散ったばかりの肌寒い4月のこと。

いきなりTwitterのDMで、私のnote記事を睡眠導入アプリのコンテンツとして使用させてくれないかという連絡が来たのです。

このnoteを始めてから、私もこれまでたくさんのクリエイターの方々の記事を見て、参考にしたり、新しい考え方や価値観を知るきっかけにもなっておりましたが、
こんなにも素敵なクリエイターの方々が世の中にはたくさん溢れている中で、
一学生の拙すぎるくらい拙い日常を語った文章を、大事なコンテンツの一つに使用してもらえることが本当に嬉しく、
人生で初めて、自分が始めたことに自信を持てた気がしました。

本当にたまたまだったかもしれないし、
ただ運が良かっただけなのかもしれないけれど、自分の思いだったり意見が、
こうして自分が知り合うことのなかった人の心に届いたのがとても嬉しく、

初めて好きでやっていたことがビジネスになったんだ、と思うと、
辛いとか苦しいとかそんなことは置いておいて、ただただ、涙が出るほど嬉しかったです。


1年前、
誰にも言うことなくひっそりと始めたnote投稿。

1番最初の投稿をした時は、
いいねをもらうどころか、誰の目にも留まらないことに、
ちょっとした現実を思い知らされ、
いいね1つ貰うこともなかなか簡単じゃないということを痛いほど痛感しました。

それでも無理のない範囲で書き続けてきた結果、少しずつ少しずつ閲覧数が伸びたり、
いいねをしてくれる人が増えたりして、
それだけでとても嬉しく、私の書くモチベーションになっていました。

そして、今回このようなお話を頂いた時、
1年間、不定期ながらも書き続けてきた努力が少し報われたような気がしました。


小さい頃から、私は本を読むのが大嫌いで、
文章を書くのも苦手で、
小学校の時、夏休みの課題だった読書感想文も文才ある姉が何年か前に提出したものをパクって出すほどでした。(今考えるとほんと危ない橋を渡ってる、、、)

そんな私が今、書く仕事に就きたいと思うなんて、
人生何が起こるか分かんないなあとも思いますが、
自分が書く仕事に就きたいと考えた時に、
初めてそこで、壊滅的に文章を作るのが下手だったことに気づきました。

完全に幼少期のツケが回ってきたあ、、、と心底後悔しました。

でも小さい頃から自分の意見をハッキリ言う家庭で育ってきたことで、
常に色んなことに対して自分の意見やアイデアは頭の中に持っている状態でした。

だからこそ、この自分が持つ物差しがどれくらい世間に普通のものとして映っているのか知りたかったし、
自分の頭の中にあるアイデアや意見をもっとちゃんとクリアに、言語化できるようになりたいと思うようになり、
とりあえず書いて書いて書きまくったらある程度上手くなるんではないか?という非常に浅はかな考えのもと始めました。


今となっては、何人か知り合いが見てくれているみたいですが、
1年前、自分のために始めたnoteが、
自分の頭の中にあった意見やアイデアが、
こうして知らない誰かに共感してもらえただけでなく、お仕事にまでなるなんて思ってもいなかったので、
「とりあえず行動してみる」、未知の分野にとりあえず飛び込んでみるそのほんの少しの勇気がすごく大事で、そしてそこに必要なのは自信じゃなくてちょっとした好奇心なのだと、
今になって、この歳になってハッと気付かされました。

半分フィクションを盛り込んでいるとはいえ、
内容が赤裸々すぎるものもあったので、
コンテンツとして出すことに少し恥ずかしさもありましたが、
コンテンツとして利用していただいている間、着々とnoteの閲覧数が伸びているのを見ると、ちゃんと聴いてくれている人がいるんだと少し感動しました。

こんな機会はこれまでもこの先も滅多にないことだと思うので、私の人生の記憶に残る一つにもなりました。

これからもたくさんの人にnoteを見てもらえるよう、精進していきたいと思います。
貴重な経験を本当にありがとうございました。


※画像は引用です。

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