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成長を感じる分、揺らぐ気持ち
支援級希望で決定と思っていたけど…最近になって長男の成長を感じることが増えた。もしかして、普通級の通級利用でもいけるんじゃない?なんて思い始めてしまった。
というのも、今秋の沖縄旅行、ほとんど困った場面がなかったのだ。いつもと違う環境に緊張していたのもあるかもしれないけど、すごいじゃん!こんなこともできるの!と驚かされることが多々あった。
他にも、運動会は輪を乱すことなく参加することができた。ダンスの仕上がりにはかなり差があったが、ときどきフリーズしながらも長男なりに頑張っていた。リレーも昨年は堂々と歩いていたのに、一生懸命走り、待っている間は手を叩いて「がんばれー!」と言いながら応援していた。お友だちとじゃれ合う姿も見られた。
でも、やっぱり同学年の子は一歩先をいっているわけで、追いつくほどは成長していない。
言葉が遅く、コミュニケーションを取るのが苦手。長男より小さい子の方がうんと上手に喋る。
沖縄で泊まったホテルのエレベーターで一緒になった2〜3歳くらいの男の子。「プール楽しかったねぇ。明日は海入れるかなぁ?浮き輪持っていこうね!」すごいなぁ。長男より小さいのにお母さんと顔を合わせながら、しっかり会話ができている。
長男はというと、『△△△はRホテルの9〇〇のお部屋なんよー!』とぴょんぴょん動きながら、その男の子に一方的に話しかけている。
喋るけど、コミュニケーションにはなっていない。同学年のお友だちやお兄ちゃんお姉ちゃんと喋っていると、「△△△くん、何か言ってるー!」と言われる。
私は理解できるけど、他の人には理解しづらい言葉を喋っているようだ。実母にも、「何喋ってるかよく分かるね!さすが、お母さんだね。」と言われる。
方デイ見学に行った時、「困りごとはありますか?」と聞かれたけど、すぐに思い浮かばなかった。
『困りごとあると思うんですけど、すぐに思い浮かばなくて…』
「分かります。困りごとに慣れてしまっているんだと思います。お母さんが頑張っていらっしゃるんですよ。」
そうか…慣れすぎてしまっているんだ。本当は大変なことも、対処できてしまっているんだろうな。
今週の療育での先生とお話しタイム。
『再来週、小学校の見学に行ってきます。』
「そうなんですね!気になることは全部聞いてきてくださいね。支援級希望から変わりありませんか?」
『実は最近すごく成長を感じていて、普通級の通級利用でもいけるんじゃないかという気がしています。でも、息子にとっては支援級の方がいいんだろうと頭では分かっているんですけど…。』
「今日はお昼ご飯は何を食べましたか?と質問したのですが、ご飯とおかずとお汁食べたよと教えてくれました。今までは、ごはんとパンどっちだった?に質問を変えると答えることができました。毎週、△△△くんの成長を感じています。
再来週、小学校の見学に行って、△△△くんにはどこが過ごしやすいのかイメージしてみてください。見学に行って感じることがたくさんあると思います。
まずは12月に受ける就学前最後の発達検査を受けてのドクターの意見、次に保育園の先生の意見、そして最終的にはお母さん、お父さんがどうしたいかで決まります。
悩むということは、それだけ△△△くんのことを考えられているということですよ。ギリギリまで悩んで、納得のいく決定をしましょう。」
来年10月までには、就学の希望先を決めないといけない。残り約1年、どこまで成長できるのか。ギリギリまで悩むんだろうなぁ。
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