息子の学校行き渋りから学んだこと。
こんにちは、なつめです。
小学2年生の息子は、9月中旬から約半月ほど、学校の行き渋りがありました。
その当時のわたしは、いろいろ悩んでいて、いくつか記事に残しています。
あれから2ヶ月が経とうとしています。
運動会をきっかけに、行き渋りは徐々に減り、今ではあの行き渋りが嘘だったかのように楽しく学校に行っています。
息子が行き渋るようになった原因と、どうやって乗り越えたのか、わたしがそこから学んだこと、最近の息子の変化をまとめておきます。
2200文字と長くなりますが、お付き合いいただけるとうれしいです。
行き渋りの原因はわたしにあった
わたしは「2学期になったらこれできるようになろうね」「これもがんばろうね」と、息子に対してあれこれ勝手に目標を決めていました。
まだまだ甘えん坊な息子の自立を促すためです。
今考えると、よくもまぁこんなにたくさん…。
これがいけなかったんですよね。
息子のペースを無視して。
夏休み中から、勉強に対するモチベーションが下がっていた息子。
新学期になってからもそれは変わらないままでした。
そんな息子を見て、わたしはひとりで焦っていたのだと思います。
プレッシャーをたくさん与えてしまい、ついに「学校行きたくない」になってしまった。
本当に反省しています。
自分と向き合い、今の幸せに気づく
行き渋りをしていたのは短い期間ではありましたが、その間わたしはすごく考えました。
様々な育児書を読みました。
ノートに書いて自分と向き合いました。
いろいろな葛藤がありました。
そうして、たどり着いたのは、息子の今を見て受け止めること。
そうすると「生きているだけで幸せ」という気持ちになりました。
学校に行かなくても、宿題をやらなくても、元気に生きているんだからそれでいいじゃん!と。
息子の気持ちを尊重する
「学校に行きたくない」と言えば、「どうしたい?」と息子に問いかけて。
「休む」と答えたら「わかった」と受け入れる。
これはなかなか難しいと思います。
行き渋りはいつまで続く?
休んでいると授業についていけなくなる?
お友達から孤立する?
いろいろな不安と葛藤が巡ります。
でも、大丈夫。
毎日じゃなくても学校に行ける日はあります。
勉強できなくたって死なないです。
クラスのお友達は、クラスメイトが休みがちだろうがなんだろうが気にしないで接してくれます。
いろいろ不安になって気にしてるのは親だけ、なんだよね。
そういうことに気がつくと、休んでもいっか。と思えるようになりました。
ただこれは、わたしが専業主婦であるから言えることです。
共働きだとしたら、その家庭それぞれに別の考えることが出てくると思います。
そこは単純に、大丈夫って言えないよなと思っています。
息子自身が宿題の時間を決める
宿題に関しても、わたしが時間を決めるのではなく、息子自身に決めてもらうようにしました。
よく「おやつや遊びの前に宿題をしよう」という習慣づけを促されますが、我が家では完全無視です。
「おやつ食べたら宿題やる」「この動画見たら宿題やる」「明日の朝に宿題やる」と息子が決めています。
それに対してはわたしは意見を言わず、ただ息子の意見を受け入れて信じるだけです。
「まだやらないの?」「もう動画終わってるじゃん」と思うときもありますが、そんなときは「もう◯時だよー」という程度で留めています。
以前は自分で決めた約束を守らないことに対して「ちゃんと守ろうよ」と叱っていました。
でも、叱っているわたしだって、やろうと決めていたことを「やっぱり明日にしよう」と先延ばしにしたり、「やっぱりやらなくていいやー」ってなることもあります。
子どもも大人も同じだよね。
それに、宿題をやらなくて困るのは息子自身であって、わたしには関係ないのです。
自己責任ですから、もう完全に任せることにしました。
この経験から学んだこと
まずは、子どもは今を生きている、ということ。
こちらの育児書を読んで、さらに息子と向き合って、そう感じました。
つい先のことが不安になってしまいますが、未来のことなんてわかりません。
息子の今を大切にするとと同時に、自分も今を大切に生きようと改めて思うことができました。
そして、見守ること。
親が子どもに口出ししてしまうのは、子どもが困らないようとは言いながらも、本音はだいたい自分のためなんですよね。
自分でやったほうが早い。
世間体や周りの目が気になる。
あるいは、固定観念や慣習に縛られている場合も。
ただただ見守るって簡単にはできないです。
わたしもこのスタンスを確立するまで何度も葛藤し苦しみました。
最近やっと、それができるようになったかな?という感じです。
まだまだ試行錯誤の日々です。
自分でできることが増えていた
そうして試行錯誤しながら子どもと向き合ってきて。
気づけば、息子が自らできることが増えてきました。
時間はかかっても、確実に成長しているんですよね。
これからも焦らずに、息子のペースを大切に、見守っていきたいです。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。