かずこ

和歌山県の奥地にて産休ライフを過ごす会社員。

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最近の記事

産休とモラトリアム

書こう書こうと思っていたが、結局筆をとるまえに産気づいたため、入院中のベッドの上でこの文章を書いている。 助産師と病院さまさまに守られているこの環境に甘え、産休中の心のドロドロをデトックスして、かわいいかわいい我が子が加わる新しい生活へ入ってしまおう。 +++ この10年間、ずっと仕事ばかりしてきた。 お昼ごはんや晩ごはんはデスクの前で食べながら仕事をして。 日付をまたぐまで会社にいて、自転車置場の門が閉められ、しょんぼりと歩いて帰ったり。 打ち合わせ続きの平日に処理で

    • Withコロナ妊娠生活⑧「妊婦は思うてたよりハードモード・体調+対策編」

      散歩をしていると、工事の交通整備をされている方が無線で「ハンディキャップ通ります」と言っているのを耳にした。 そうか、わたしはいま”ハンディキャップ”とカテゴライズされるのか。 大病もなく「健康優良児!」でこれまでの人生を過ごしてきた自分にとって、なかなか新鮮な体験だった。 妊婦さんによって体調は千差万別なのだろうけれど、今回の妊娠のケースと対処法を記しておこう。 【妊娠初期〜中期】つわり、眠気、だるさ ありがたいことにつわりはひどい方ではなく、揚げ物であろうがカレーであ

      • Withコロナ妊娠生活⑦「妊婦は思うてたよりハードモード・食事編」

        妊娠生活もあと少しというところではあるけれど、いまだに困ったり迷ったりする、食べ物問題。 大のお酒好きがアルコールを断つことだけでも生活がガラリと変わるのに、妊婦さんは食べちゃいけない、気にかけなきゃいけないことが思っていたよりもずっと多かった。 ※つわりもあってか、妊娠してからはお酒が飲みたくなくなる(!!!)という都合のいい身体でよかったけれど。。 自分の食べたものは、お腹の人が食べるものになる。 必要な栄養素をしっかり摂らねばならない。 しかも、体重コントロールもし

        • Withコロナ妊娠生活⑥「ベビーグッズ、何買えばいいの」

          甥っ子はいるものの、赤ちゃんとの生活経験がないので、どんな生活になるのか、何が必要なのかまったく想像がつかない。 先輩ママに聞くと「まあ、なんとかなるよ」「何かあったら西松屋に走ればいいよ、そんなに気構えなさんな」と言ってくださる。 ●まずは、必要なもののリストをつくってみた とはいえ、心配性な性格なわたくし。 育児本(朝日出版社の『最新版 ママとパパのはじめての妊娠・出産辞典』を購入)、パパママレッスンの教本、各社の「これを揃えれば大丈夫!」的な広告を兼ねたカタログ冊子な

          Withコロナ妊娠生活⑤「共働き夫婦のリモートワーク」

          もうずっと前のことに感じてしまうが、妊娠がわかったのが2020年7月で会社はリモートワークを推奨していたことから、妊娠生活中はほぼ毎日リモートで働く日々を送っていた。 コロナ状況や出勤などを含めて出社することを控えたい身であったため、「ありがてえ〜〜」とリモートワークができることの恩恵をこれでもかと享受していた。 ただ、リモートワークをするのは私だけではない。 旦那さんは基本外に出るお仕事だが、週に一度ほどリモートで働く日がある。 旦那さんも私もリモートワーク中にがっつり会

          Withコロナ妊娠生活⑤「共働き夫婦のリモートワーク」

          Withコロナ妊娠生活④「子供の名前をどう決めるか問題」

          「家族会議」 というものをどれくらい世の中の夫婦が実施しているかわからないが、弊家庭の家族会議では口論や喧嘩に至ることがまずない。 まだ結婚して半年しか経っていないということもあるかもしれないが、 ・引っ越し ・車購入 ・出産までの計画と準備 ・予算会議 などなど、二人(三人)で暮らしていくにあたって出てくる多少なりとも大きな課題については、目的と目標をすり合わせた上でアクションを洗い出し、前へ進める。 プロジェクト遂行にあたっての感覚がプロジェクトメンバー(夫婦)間で合致

          Withコロナ妊娠生活④「子供の名前をどう決めるか問題」

          Withコロナ妊娠生活③「里帰りをするか否か」

          今現在、里帰りをしている。 このコロナ状況の中で、里帰りするかどうかという課題は、いま妊娠生活を過ごしている夫婦の誰しもが悩むことではないかと思う。 弊家庭も、 ・前提条件(病院の受け入れ体制、仕事の調整、親のサポートや実家の状況、etc) ・メリット ・デメリット を洗い出し、2,3度の家族会議を経た上で「里帰りをする」という結論に至った。 地方都市(緊急事態宣言エリア外)→ 田舎への里帰りなので、シンプルに自分たちが書き出した内容を突き詰めていけばよかったが、田舎から

          Withコロナ妊娠生活③「里帰りをするか否か」

          Withコロナ妊娠生活②「オンライン立ち会いで最適なツールは何か」

          出産予定の病院では、コロナ感染拡大防止の為、立ち会いも入院中の面会もNGとなった。 本音を言うと旦那さんに傍にいて欲しかったが、この状況下の中では致し方ないことだ。 ただ、なんとか離れた場所にいる旦那さんとつながる術はないかと思い、オンラインでの立ち会いができるかダメ元で聞いてみたところ、なんとお医者さんとの相談の上、オンライン立ち会いの許可を出してくれた!ありがたい!!! オンラインでいけるとなると、どういう準備が必要なのか・・病院で会計待ちをしながら早速、頭の中でシミュ

          Withコロナ妊娠生活②「オンライン立ち会いで最適なツールは何か」

          Withコロナ妊娠生活①「スパイスカレーが食べたい」

          スパイスカレーが好きだ。 ことのはじまりはタイカレーを家でつくったことだった。 そのうち、シナモン・カルダモン・クローブ・ジンジャーからなるスパイスチャイに旦那さんがはまり、友人もまたおいしそうなスパイスカレーを休日に作っていることも手伝い・・・ あれやこれやとスパイスとインド料理の楽しさに魅入られ、今ではお休みの日のお昼はスパイスカレーをつくることが、弊家庭の日常となっている。 *スパイスカレーといえば名前があがるであろう、水野仁輔氏のご出身の街で住んでいるからというこ

          Withコロナ妊娠生活①「スパイスカレーが食べたい」

          Withコロナ妊娠生活

          産休に入った。 びっくりするくらい時間がある。 が、びっくりするくらい時間を持て余している。 母から「あんた、こんなにゆっくりするの久しぶりやねぇ」と言われてふと気づいたのだが、 思い返せば、「なんかたくさん時間がある」日々を過ごした記憶が・・ここ最近全くない。 社会人になってから、仕事・仕事・仕事ばかりの日々を送ってきた。 長期休暇も社用携帯&PCは持っていないと不安になり、メールを見てしまう典型タイプ。歩いているときやシャワー中も常に頭のどこかで仕事について考える日

          Withコロナ妊娠生活