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Withコロナ妊娠生活③「里帰りをするか否か」

今現在、里帰りをしている。

このコロナ状況の中で、里帰りするかどうかという課題は、いま妊娠生活を過ごしている夫婦の誰しもが悩むことではないかと思う。

弊家庭も、
・前提条件(病院の受け入れ体制、仕事の調整、親のサポートや実家の状況、etc)
・メリット
・デメリット
を洗い出し、2,3度の家族会議を経た上で「里帰りをする」という結論に至った。
地方都市(緊急事態宣言エリア外)→ 田舎への里帰りなので、シンプルに自分たちが書き出した内容を突き詰めていけばよかったが、田舎から都市パターンや、緊急事態宣言下の地域であるとさらに検討事項が増え、悩むポイントが多くなっただろう。。。

いろいろと自分たちの考えた結果、弊家庭で判断の元となった大きなポイントは

里帰りする:産後(1ヶ月)のサポートを実家で受けられるメリット
里帰りしない:産前&産後に、何かあった時に大きな病院があるメリット

だった。
幸い、妊婦健診にて特段指摘されることがなかったので、「大きな病院がそばにある」メリットはそこまでも重要度が高くはなくなった(もちろんあったほうがいいけれど)。
産後のことに目を向けると、旦那さんはサポートしてくれるにしても、日中はお仕事で外に出ている+育休取得が難しい。産後ボロボロであろう母体へのフルサポートを享受できる実家に代えられるメリットはないよね・・という判断の元、田舎へ里帰りするという結論に至った。

もちろん、「必要ならいつでも帰っておいで!」と実家側が言ってくれていたからこそ選べた選択肢なので、何ヶ月も居候させてくれる両親に感謝だ。

また、仕事に関しても非常にありがたいことに、帰省〜産休の間もテレワークで業務継続させてもらえたので、何ら支障はなかった。この点においては、フレキシブルに対応してくれた会社に感謝しかない。

●会えない・立ち会えない
とはいえ、気持ちの面で言うと、帰りたくなかった。

県をまたぐため立ち会いは絶対にできない(結果、同じ県内でも立ち会いはNGになりはしたが)。
田舎の生命線とも言える総合病院での出産となるため、妊娠30週目には必ず健診を受け、その2週間前・・妊娠28週頃には帰省&自宅待機していなければならないため、旦那さんとは3−4ヶ月は会えない状態になる。

クリスマスに大晦日、お正月にバレンタイン・・そして個人的には誕生日。
イベントが盛り沢山なこの時期を、結婚一年目にして離れて過ごす形になってしまった。

日に日に大きくなるお腹をみせたい。
胎動も、こんなに力強くなってるよ。

かなしい。せつない。さびしい。
でも、しかたがないね、お腹にいる人のためだもの。

「あなたが生まれるときはね、こんな状況だったんだよ」といつか笑い話になるといいなと思いながら、家族で暮らす時を心待ちにする日々を過ごしている。


※追記:里帰りのメリット=実家家族との時間
母と買い物に行ったり、家のなかの物を断捨離しながら思い出話したり、晩ごはんの準備をしながらとりとめもない話をしたり。
旦那さんが「今しかできない、実家生活を楽しんでおいで」と言ってくれたが、ゆっくりと実家の家族と「日常」を過ごすことでたくさんの会話を持つことができた。
また、このコロナ禍では絶対会えなかったであろうじいちゃんばあちゃんに会って、大きなお腹の姿を見せることもできた。
地元を離れることを心に決めているわたしは、これから実家/地元に帰ることは数えられるほどになるだろう。そういう事実もふくめ、この里帰りは大切な時間になったんだな、と今更ながら感じる。(もちろん、旦那さんに会いたい気持ちの方がおおきかったけれど。笑)

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