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Withコロナ妊娠生活②「オンライン立ち会いで最適なツールは何か」

出産予定の病院では、コロナ感染拡大防止の為、立ち会いも入院中の面会もNGとなった。
本音を言うと旦那さんに傍にいて欲しかったが、この状況下の中では致し方ないことだ。

ただ、なんとか離れた場所にいる旦那さんとつながる術はないかと思い、オンラインでの立ち会いができるかダメ元で聞いてみたところ、なんとお医者さんとの相談の上、オンライン立ち会いの許可を出してくれた!ありがたい!!!
オンラインでいけるとなると、どういう準備が必要なのか・・病院で会計待ちをしながら早速、頭の中でシミュレーションがはじまった。


オンライン通話の準備で大事なことは、以下の3つだ。

1. ネットワーク
2. ハードウェア
3. プラットフォーム(ソフトウェア)

お仕事など重要なオンライン会議のシーンでは、
1. ネットワーク:有線ネットワーク
2. ハードウェア:業務用PC + 周辺端末(音声はスピーカーフォン&映像はWebカメラ)
3. プラットフォーム:Zoomなど
とガチガチに固めて通話品質を確保している。

在宅ワーク中の装備。周辺端末モリモリ。


ただ、今回は勝手が違う。
●お医者さんや他の患者さんはじめ、病院にいる方の迷惑にならないこと
●手軽であること
が、大前提である。
特に、壮絶な陣痛(今からこわい)の最中にオンライン通話をつなぐ余裕があるのかどうか。

iPhone (回線は4G)+ LINEミーティング(URLを事前発行)

結局、これらが今考えうる一番のソリューションであるかとたどり着いた。
めちゃくちゃ普通&シンプルだけれども、ベストアンサーかなと。

1. ネットワーク:4G
接続が手軽というか必要のない4Gに決定。
MVNOに切り替えようと思いつつも無精してずっとキャリアにしてしまっていたけれど、田舎なのでそのままにしておいてラッキーだったかな。

病院の待合室でこっそりスピードテストしてみた。上りが若干頼りない速度。分娩室はさらに遅くなるかもしれないけれど、しょうがないか。院内Wi-Fiが使えないか病院にも確認しておきたいところだけど、患者用Wi-Fiもないだろうしなぁ。。

Wi-Fiをつないでも変なネットワークを掴んじゃうかもしれないし、野良Wi-Fi探しに電池の消耗に響いちゃうかもしれないし。データ通信量は制限付き使い放題プランではあるけれど、さすがに超えはしないだろうし、もし制限いっちゃってもお金で解決しちゃおう。

2. ハードウェア:iPhone (12 mini)
とにかく、「手軽に」。
PCなんぞ分娩室に持っていけないであろうから、周辺端末も何も準備せず、iPhone単体でいく。タブレットにも早変わりするChrome Book(Lenovo)をこの産休に向けて購入してはいたが、やっぱり手軽さを重視したい。iPhone 12 のマイク、性能いいし。。

手軽なiPhoneに決めたとはいえ、この辺のところのケアはしておこうと思う

充電:できるだけ分娩室に入るまでは充電しておきたい。念の為モバイルバッテリー&ライトニングケーブルは準備。
設置:ここは現場合わせしかない。分娩室ってどうなってるんだろう。iPhoneを置いておける台とかはあるんだろうか。

実際にどこにどう置くかわからないけれど、MOFTのiPhoneスタンドを購入。
マグセーフ対応で使い勝手が良いし、シンプルなデザインがかわいい。:)


3. プラットフォーム(ソフトウェア):LINEミーティング  


・長時間接続可能
・コールしなくても「参加」できる
・普段のコミュニケーションの延長線上

これらを鑑みて、LINEミーティングを使うことにした。

昨年、実家へのオンライン通話ツール導入を検討した際のリスト。もはや職業病。
嫁がこういうリストを作ってしまっても”引かない”旦那様に感謝。


どのオンラインツールを使うか、一番の悩みどころではある。
通信品質を鑑みるとZoomを使いたいところだが、産休に伴いお仕事用のProアカウントを手放してしまったため、40分の制限つきの無料プランでは時間が足りなすぎる。対向先(旦那さん)はお仕事柄外に出ていることが多く、「コールする ⇔ 受ける」のアクションもタイミングが合わないとネックになりそうなので、事前にミーティングURLを発行できる形がいい。


ということで、MessangerかLINEに絞った結果、旦那さんとの普段のやり取りがLINEなのでLINEを採用!
事前にLINEミーティングのURLを発行しておいて、陣痛がはじまる前か始まったらURLをLINEメッセージで投げておけば、どちら共にタイミングのいい時にミーティングのハコに入っておけばいい。

LINEミーティングは一度ハコを作ったら半永久的に残るのかしら。使い勝手が良いのでまあいいけれど。LINEミーティングだと、ネットワーク状況によっては若干 いつもの LINE通話よりも通話が不安定なところはあるけれど、許容範囲!


まあ、でも言うて、当日余裕ないやろうし、どうなるかわからんけど!

ということで、準備はうにゃうにゃ考えたけれど当日どうなるかは誰も予測つかないものなので。つながったらラッキーだね、というくらいで準備をしておくことにしよう。

※追記※
結局は、iPhone + LINEの通常ビデオ通話になりました。

とにかく旦那さんにコール!
よし、つながった、オッケー!
カメラ位置とか知らん!顔の横においとく!
もう、あとは知らん!

途中iPhoneの充電が切れそうで、モバイルバッテリーにつなぐなど(よくつなげられたな)したけれど、分娩時間2時間をつなぎっぱなすことを無事?完遂。
余裕がなかったけれど旦那さんのエールがたびたび聞こえてきたし、なによりも一緒に産声が聞けてよかった!:)

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