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大学生になった私は、それはそれは充実した毎日を過ごした。 片想いで終わる前提ではない…
汐音、実はね。当時の君たちを書いた小説は今でもテキストファイルで残してある。時々読み返し…
ここまでは中学生の話。まだ良かった。自分で言うのもなんだけれど、中学生のころの私はとても…
玉坂汐音、君は”私”だ。 優しく穏やかで、いつも笑っている。だからどこにも君の敵は存在し…
玉坂汐音、君は一人で生まれたのではなかった。君の存在に疑問を抱くことに15年もかかってしま…
彼女が生まれた時のことを、私はよく覚えていない。 たしか、中学2年生の時だったような気が…