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「フラフープって分かる?」昭和大ブーム
「僕の昭和スケッチ」256枚目
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フラフープが大流行したのが1958年(昭和33年)。
アメリカで大流行したものが日本に輸入されたもの。
すぐに日本でも爆発的人気商品となり、猫も杓子もフラフープという時代だった。このため、上の絵のようなフラフープ人形なるものも登場したほど*。
語源
オーストラリアで体育の授業で子供たちが腰で回していたフープと呼ばれる竹でできたリング状のものとフラダンスのフラを合わせて「フラフープ」。
アメリカでプラスティック製品として販売された*。
流行と推移
フラフープは健康に良いと*宣伝されたことも大流行の一因で、最盛期には競技大会も開催されたほど。
価格は大人向けが270円で子供向けが200円。
販売店には行列ができ、1か月で80万本が売れたという。
しかし、フラフープ使用によるとされる内臓障害*が取りざたされ、また夢中になって遊んでいた子供が交通事故に遭うなどの問題も発生し、各地でフラフープ禁止令が出された。その結果、ブームは急速に沈静化し、40日足らずの間にこのブームは終息した。
早いね、正に瞬く間(笑)
(後の令和の時代にフラフープ・ミニブームが起きる)
僕も友達に借りてフラフープをやった記憶があるが、これが中々回すのが難しかったのを覚えている(笑)
*上の画は特定の会社の人形とは関係ありません。私のイメージです。
*1957年アメリカで製造開始。後の玩具会社「Wham-O」による。フラフープは同社の登録商標。
*実際に古代ギリシャでは体重を落とすためにフープと言われるリング状ものが推奨されていたという。
*フラフープ使用によるとされる内臓障害 これは後日科学的根拠がないと否定されたものもあり、真偽不明。
*この記事の数値は一部Wikipediaを参照しています。
<©2024もりおゆう この絵と文章は著作権によって守られています>
(©2024 Yu Morio This picture and text are protected by copyright.)