【YouTube大学まとめ】子供のほめ方しかり方①『自分でできる子に育つ教育術』前編
みなさんは子育てに自信がありますか?
怒ることも、褒めることもありますが、本当にそれでいいのでしょうか?大切なポイントを抑えることで、苛立ちなく、子育てができ、そして褒め方、叱り方が変わっていきます。
【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!
今日はこの動画!
だれでも、「この教育はダメだろうな」と思う子育ては、あると思います。でも、疲れているとついやってしまいますよね。
今回の学びで、それを明確にし、かつ理想論ではなく、実際の行動に落とし込んでいきます!
『褒美と罰』の条件付き子育てはNG
条件付き子育てとは、「こうだったら、褒める」「こうだったらしかる」と言うふうに、褒美と罰をもとに子育てをしてしまうことです。
褒美と罰で人をコントロールするという行為は、動物を自分の思うままにするやり方と同じです。猿回しや、イルカのショーなどがいい例ですね。これを親子関係でやってしまうと、大きなひずみが生まれてしまいます。
『愛情』をエサにした褒美と罰はやってしまいがち
例えば、「お風呂上がりにそんなに着替えるのが遅いなら、寝る前に本を読んであげません」などですが、
絵本を読んであげると言うのは親からの無償の愛情行為、親とのふれあいですよね。それが、褒美や罰として使われてしまうと、こうなってしまいます。
『親の言うことを聞かないと、親は愛情をくれない』が埋めつけられる
親からの愛情という、こどもが一番欲しがっているものを行動によってあげたり、あげなかったりするのは、やってはいけません。
なにかルールを逸脱してる、間違った行動をしている時がありますよね。例えば、部屋を散らかしてしまっていたり、お菓子ばっか食べてしまったりしているなど。
こういう場合は、違うことを言って理解してもらい、愛情は常にあげ続けるということが大切です。
この条件付き子育てのデメリットは、短期的子育ての効果しか見られない
つまり、一時的に脅したり、ご褒美をあげたり、コントロールをしてしまうことはデメリットです。長期的な視野で見た、こうやりたい、こんな子供に育って欲しいというビジョンがありますよね。
その長期的なみなさんのビジョンがうばわれ、短期的なコントロールになってしまいます。
さらに、自己肯定感を揺るがせてしまう
最近は自己肯定感の低い人が多いですが、子育てと密接な関係があります。
条件付き子育てでは、親の言うことを聞かないと愛情をくれない子供が育ちます。その場合、『親の言うことを聞く』に価値があり、『親の言うことを聞かない自分』は価値がないというメッセージを与え続けてしまいます。
『あなたはあなたのままで価値がある』というのが、自己肯定感ですよね。うまくいっている、いっていないで愛情をもらえたり、もらえなかったりすると、なかなか自己肯定感は育ちません。
さらに、親子関係は悪化していく。
僕のこと愛してくれてるのだろうか、大切にしてくれてるのだろうか、という闇に陥り、関係がどんどん悪化していきます。
それは、継承される傾向にある。
ずーっと、そのやり方で育てられると、自分が子育てをする側になった時、自分も子供にそうやってしまいがちです。
そのように負の連鎖が続いていってしまいます。
無条件子育ての5ポイント
条件付き子育てを多くの人がやっています。それに、理論はわかっても、それをやるとなると、部屋を散らかしっぱなしにしたり、中々ご飯を食べてくれないんじゃないかと思いますよね。
そんな人へ、無条件子育てを提案します。
①褒め方、叱り方の口癖をアップデートする。
多くの人がそういう場合なんて言うかが癖になっています。性格でも、手遅れでもありません。口癖を治す、アップデートするだけで圧倒的に良くなります。
褒めかた、叱り方のきもになってくるのは
『表面だけを見ない』『結果だけを見ない』ということです。
②子育てに対するイメージを見直しましょう
子供に対して、どういうイメージで接していますか?
前提となる背景の話ですが、
『こども=言うことを聞かない。不完全で危なっかしい存在。』
と思っていませんか?
もちろん心配している気持ちもありますが、きっと心のどこかで『うまくやれないだろう、できないだろう』と思いこみすぎている節はありませんか?
そうではなく、
『この子ならわかる、言えば伝わる、その上でやらせて見て、失敗するかもしれないけど、きっと覚えてやれるようになる』
このような、一人間、一個人として、リスペクトするビジョンに切り替える必要があります。
特にこの本では、3歳〜12歳までは、年齢関係なく、3歳でも、12歳のように、『ミスっても覚えられる』というようにマインドを切り替える必要があると言っています。
リーダーとして立ち振る舞う
親は独裁者のような立ち位置でも、なにも怒れない消極的な立ち位置でもいけません。社会生活を歩んでいけるようルールを守れる大人に育て上げられるようにするために、リーダーのように振舞いましょう。
リーダーとは、その集団におけるルールや行動の規範を示す人。
どうしてこういうルールにするのか、どうしてこれがいいことなのか共有した上で、率先して見せるロールモデルであり続けることが大切です。
この『共有』と『ロールモデル』の2つのキーワードがこそだけのカギとなります。また、これらは子育てだけでなく、仕事にも大いに生きることです。まだ子育てしないと言う人は、社会でその練習として取り入れるのも1つの方法かもしれません。
④要求を見直す
「早く着替えなさい」「静かにしなさい」など、子供に要求することはありますよね?
それが、子供の発達状況と合っているか見直す必要があります。
騒いでる子供に、ただ要求するわけではなく、この年代は騒いじゃうよなと理解した上で、別の解決方法を考える必要があるということです。
⑤長期目標を持とう
目の前のことではなく、どういう子育てをしたいのか、どんな子供になって欲しいのか。もう一度明確に思い描いて見てください。
『自分の意見をはっきり言えるようになって欲しい』
その長期目標と、今の叱り方は矛盾していませんか?といことです。
短期目標だけだと、どうしても親は『言われたことはやる』という従順な子供を求めがちです。
ですが、例えば、親に対して口答えしたり、余計な何かで遊んだり、ということを見て「長期目標には叶っていることなのかな」という心の余裕も必要です。
まとめると
騒いでる子供を見て、
・成長段階的にしょうがない
・長期目標には叶っている
という見方もできるということです。
そして、そういう子供達に対して、一個人としてリスペクトし、親はリーダーとして、情報を共有したり、ルールを一緒に考えたりしながら、ロールモデルをちゃんと親が示していくことが大切ということです。
このままだと理想論になってしまいますが、ポイントを抑えることで、褒め方、叱り方が変わっていきます。そうすれば、自分にもできるかもとなっていきます。
褒め方の鉄則『褒め方には3種類ある』
①おざなり褒め
②人中心褒め
③プロセス褒め
この3つのうち、①②はダメな褒め方です。
解説します。
①おざなり褒め〜モチベーション低下につながる〜
ちゃんと見ずに、なんとなく褒めてしまう。
ありがちですよね。褒めて伸ばした方が良いという上辺だけの理解で、ただ褒めの言葉を言っているだけ。具体的になにがすごいとかを言ってあげれてない状況です。
この褒め方をすることにより、『この人ちゃんと見てないな』というのが子供に伝わります。そうなると、頑張ってもおざなり褒めしか返ってこないと、モチベーションを下げてしまいます。
子供が本当に褒めて欲しいところを褒められないことで、不信感につながってしまいます。
自分が頑張ったのに、「すごい、すごい」と適当に言われたり、自分はちょっと自信ないなと思っているのに絶賛されたりしても、ただただちゃんと見てくれないという不信感が募っていくだけです。
②人中心褒め〜プレッシャーになる〜
これは、「あなたは素晴らしい」という全人格、全才能を褒めてしまうことです。
どんなことをしても、「才能がある」と言われて育つと、「自分は才能があるんだ」と思います。その時、別の場面でいつもみたいに褒められないと、「え、私、才能あるの?ないの?どっち?」と自己認識が揺らいでしまいます。これは危険な褒め方です。
また「あなた才能あるね」「優しい人だもんね」「いい人だね」
どの場面を見た時も、この褒め方をしてしまうことで、プレッシャーになってしまいます。
たまたま2、3回成功しただけで、「才能がある」と絶賛された場合、その人の前で失敗できなくなり、チャレンジができなくなってしまいます。
では、何が一番よい褒め方なのでしょうか?
前編はここまで!最後までありがとうございました!
後編へ!乞うご期待!!
親の考えることが多くなってしまいますが、まずはこう言う考え方を頭に入れておくだけでも、プラスになっていくので、ぜひ覚えてみてはいかがでしょうか?
いかがだったでしょうか!
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あとがき
僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。
そしてその内容は、本の要約、解説。
僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。
noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。
これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。
発展途上なので、やりながらどんどんバージョンアップさせて行きます!
応援よろしくお願いします!
参考文献
「モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」島村華子(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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