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自閉症のつま先歩行について


今回参考にした論文はこちら↓


雑誌名:Autism Research
Impact Factor:4.633

※内容には、個人の見解や解釈が含まれます。ご理解の上ご覧ください。




自閉症のつま先立ちについて


自閉症は神経発達-精神障害である、社会的コミュニケーションの相互性の障害やこだわり行動、反復行動をもたらす特性がある。


自閉症は運動障害があり、運動の定型発達に問題があるとする証拠が増えつつある。

運動面の発達について、

・不器用さ
・手を伸ばしてつかむ動作の障害
・粗大運動と微細運動
・姿勢制御の障害

などがあるとされ、ASD診断に有用であると考えられる。


歩行中の特徴として、度々、”つま先歩き”を行う自閉症児は多いのではないだろうか?


これは、歩行発達における正常な段階と考えられるが、3〜7歳までに解消されるのが正常と言われる。


一方で、自閉症児は、約20%がつま先立ちによる歩行が残存すると考えられている。


実際に、定型発達児と比べて自閉症児ではつま先立ち歩きが有意に多かったとする研究報告がある↓


つま先立ち歩行が続くと、アキレス腱が短縮し二次的な障害につながる可能性もあることが報告されている。


研究の結果からわかること


自閉症のつま先立ち歩きの治療

つま先立ち歩きではこれまで様々な保存療法が行われている。主に行われている治療は以下の通りである。

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