【注】本記事はあくまで個人的見解と偏見です.
現代の食と健康についての知識の更新としてお使いください.(信頼性に関しては自己判断でお願いします.)引用はとばして構いません
お昼すぎの疲労感
ふと疑問に思ったのは,平日の昼過ぎ,私も含め,同僚の殆どがダウンしている状態を目にして,なぜこのような事が起きるのか,もっと効率的にするならこの時間を活用できないかと考察したことが始まりだ.調べた情報で知識が広がったので,記録する.(情報が合っているかはまた別)
原因は血糖値の過度な乱高下
現代の我々の主食となっている白米.それが疲労感の原因であると判明したと同時に,いくつかの弊害も考えられる.まずはそのメカニズムから.
1.白米などの高GI値食品を食べると血糖値が上昇する(グラフの赤線部分) GI値とは↓
2.血糖値が高くなるとインスリン(抗血糖ホルモン)が少し過剰に分泌し,低血糖に→グラフの赤線部↓,インスリンとは↓
3.過剰に上がった血糖値を下げようとして過剰なインスリンにより血糖値が過剰に下がる.(血糖値の乱高下)この乱高下の結果,血糖値が急激に下がると脳がエネルギー不足に陥る.また,エネルギー不足にならない範囲での変化でも,血糖値の急降下で脳にストレスが加わり,眠気や倦怠感が発生する.
つまり,血糖値の乱高下による脳へのストレスが原因であると言える.
血糖値乱高下が恒常化することでの弊害
恐ろしいことに血糖値が乱高下することでの影響は,倦怠感や疲労のみにとどまらない.以下にその症状を示す.
などなど.
対処法
勘違いしてはいけないのは,インスリンは悪者ではないということ.なければ血糖値を下げる機能がなくなるので,人工透析などになる.
それは暑いときに汗を出して気化熱で体温を下げる機能のように,それは運動により血中酸素が筋肉に使われ低下することを防ぐため呼吸速度が早くなるように,人間の身体をニュートラルポジションに戻す役割(ホメオスタシス)なので善であることは間違いない.
肝心なのは過剰分泌.
では過剰分泌しないためにどうすればいいか.対処法を示す.
低GI値の食品をとり,急騰を防ぐ
食物繊維を多く摂る
一度に大量の食事を摂らない
ゆっくり食べる
食後の軽い運動
など,調べれば改善できるところがかならずあるはず.
意外なところに大病の原因が隠れていたりするので,分析は各々していきましょう.
Let food be thy medicine and medicine be thy food.
「食べ物を薬とし、薬を食べ物とせよ。」ヒポクラテス
【注】本記事はあくまで個人的見解と偏見です.信頼性に関しては自己判断でお願いします.