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ストレスと肩こり(1)


現代で、よく耳にするストレス。


ストレスってもの凄く悪いよとニュースや記事でも書かれています。

自分も日々生活をしている中で、ストレスを感じるなと思う時があります。
ストレスが多い日々を送っていると、肩が凝ったり、体が重たかったりしやすいですよね。

でも私たちは、ストレスがないと生きてはいけないんです。

人間にとって良いストレスを受け続けましょうということです。

例えば、
地球上に存在するすべての物質(人間も含む)は地球による重力を受けています。
その重量によって、筋肉が発達したりしますよね。スポーツ選手や好きな人はウエイトトレーニングで重いおもりをさらに持ち上げることをするくらいですから。

病気に関してもそうです。
細菌などに小さい頃から触れることで免疫ができることで大病を患わないということも言えます。

みなさんが生きていく上でその環境に対応するためにストレスは必要なことおわかり頂けたでしょうか。

ただ、上限があるんです。

自分の体が対応できるキャパシティより大きなストレスを体が受け止めた時にそのストレスに負けてしまいます。


日常生活で言えば、慢性の肩こり、腰痛もいえます。


オフィスワーカーの方々は、1日でどのくらい椅子に座っているでしょうか?
パソコン作業はどのくらいされていますか?


同じ姿勢は、小さいストレスなので、最初は筋肉たちも「余裕ですよ」と頑張ってくれます。しかし、それが長時間になると受け止めている筋肉たちが「もう、耐えれない〜」と悲鳴をあげているのです。

たかが椅子に座っていたり、パソコン作業をするために腕を伸ばしているだけなのに?と思われるかもしれませんが、皆さんが思っている以上に同じ姿勢というのはストレスになるのです。

ストレスに負けた筋肉達がどうなるかというと、「これ以上ストレスを与えないでー」と最初は教えてくれます。その時、皆さんはちょっと肩が疲れているかなーと思う程度です。
しかし、仕事を辞めるわけにはいけないので、続けますよね。

そうなると、最終的に筋肉達は痛みを発して訴えてきます。
痛みは、発信源の方とは限りません。よくあるのは頭痛ですね。
肩のこりの起こる筋肉は頭の筋肉達とも隣接しているので、頭の筋肉を引っ張って頭の筋肉に痛みを発信することもあるのです。

私の仕事は、
(1)その人の肩こりの症状を緩和、治療する
(2)肩こりがどの原因で起こっているか探る
この2つを行なっていきます。

では肩が張っているのか簡単に感じてみましょう。


椅子に座って、頭を左右に倒してどちらが肩が張るでしょう?

どちらの筋肉が張っていますか?

(1)左右差がある
(2)両方一緒ぐらい
(3)左右差はあるけど、両方張ってる感じがある
(4)全然張ってない
この4つに当てはまる人がいるのではないかと思います。

1〜3に当てはまる人は、以下のストレッチを行なって下さい。

(1)椅子に座ります。
(2)肩の筋肉を伸ばす側の腕の指を座席のヘリに引っ掛けます。


(3)反対側の手で伸ばす側の頭の側面に触れます。


(4)体全体を伸ばすかたの逆方向にゆっくり傾けます。そうすると伸ばしたい肩が下がり肩の筋肉が伸ばされるのが分かります。
(5)肩が下がったら、頭の側面に置いてある手で頭をさらに逆方向へゆっくり倒します。10秒自分が気持ちいいと思うぐらいのストレッチ感のところでキープします。


(6)ストレッチが終わったら、ゆっくり元の姿勢に戻しましょう。急に力を抜いたり、頭を動かさないようにしましょう。

張っている側(両方の側が張っている人は両方)をストレッチして下さい。

紹介した方法はただ単に、頭を倒すよりも指を使って肩をあらかじめ下ろすことで、さらに肩の筋肉を伸ばすことが出来るんです。

ポイントは、頭を色々な角度に倒すことです。筋肉が張っているのを感じるのは1方向とは限りません。

注意点は、上記に書いたように頭だけを倒してストレッチをするよりも負荷が強いのであくまで愛護的に、やり過ぎに気をつけましょう。一般の人であれば一度にやるのは1セットでも十分かと思います。

ふとした時にチェックしてみて下さい。




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