偶然出会った漆黒のマイマイは珍しいマイマイだった
ダース・ベイダーのような真っ黒なマイマイに出会いました。
ブドウマイマイと呼ばれ、北海道でも局地的にしか生息していないらしいです。
エゾマイマイの亜種とされたり、別種とされたり…よくわからないそう。
殻の大きさは約4cm、全体的にぽってりしています。
見た目は北方系のマイマイの中で北海道最大級と言われるエゾマイマイを黒くした感じかしら。
殻の中にすっぽり入ってお顔が見えなかったので、葉の裏から腹のところを指で擦りまくったら、くすぐったかったのかのっそりと出てきてくれました。
マイマイたちは「自分の殻にこもりがち」だと思いきや、実は北海道に生息するエゾマイマイは、攻撃を仕掛けてきます。
よくわからない、ですって?
では、こちらをご覧ください。
エゾマイマイのシールドアタック。
もしブドウマイマイがエゾマイマイの亜種だとしたら、ブドウマイマイもシールドアタックできるのかしら。
蝦夷には「エゾマイマイカブリ」というのがいまして。
この細っこい頭をエゾマイマイの殻の中に突っ込んで、中身を食べてしまうというカッコイイオサムシです。
そのマイマイカブリから身を護るために、ブンブン殻を振り回すそう。
ほら、マイマイカブリがふっ飛ばされた。
エゾマイマイ自体は、そのへんにたくさん居ますが、実際にこのブンブンを目撃したことはありません。
次回出会った際には、マイマイカブリになったつもりで殻をくすぐって、ブンブン攻撃に酔いしれてみたいと思っています。
さて、最後にもう一枚ブドウマイマイをどうぞ。
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