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今食べているものが10年後の体をつくる
毎日口にするものから自身の体が形成されます。
便秘を解消するには心身の健康状態と、日頃の食生活が大きく関わっています。
その為に
摂って頂きたい11品目は、豆類・乳製品・肉・魚・海藻類・貝類・根菜類・量黄色野菜・きのこ類・卵・植物油
です。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維など栄養バランスを考えながら摂取することで体全体の新陳代謝がうまく働くようになり、ダイエット効果が高まります。
便秘を改善、快便に導くには、自身の体に合った食事の栄養バランスと適度に体を動かし、ストレス等を溜め込み過ぎないようにしましょう。
また腸と脳の連携がスムーズになるよう自律神経を整えながら質の良い睡眠を心がけましょう。
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便秘になったら注意するべきこと
便秘には様々な症状がありますが、便が固く、なかなか出ない時のいきみは便秘の方よく訴える症状です。
トイレで強くいきむと痔になるだけではなく、血圧が急上昇して、心臓や血管系に大きな負担がかかる為、心不全、心筋梗塞、脳血管障害等の疾患を起こす危険性が高まります。
便が長期間滞留し続けると、私達の腸内細菌に悪い影響を与えます。老廃物を再吸収してしまい、腸内で腐敗物が増えて代謝が悪くなります。
その結果、腹部に皮下脂肪がつきやすくなり、更にお腹がポッコリとしていまします。
それが原因で肌荒れや肩こり、最悪の場合には大腸がんになってしまうこともあります。
また便がエサとなって、クロストリジウムなどの悪玉菌が増殖します。
そして発ガン物質、発ガン促進物質、アンモニア、硫化水素などの有害物質や、おならの元となるガスを発生させます。
腸内環境が悪化するとおならが多い、臭いの強いという症状が起こります。
特に注意するべき事は、突然便秘になった、便が細くなった、お腹にしこりがある、便に血や粘液が混ざる、重度の便秘で何をしても改善しない、激しい痛みがある、嘔吐がある、発熱がある等、このような症状がみられたら、医師の診断を受けましょう。