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いつの間にか、みずほPayPayドーム福岡に名前が変わっててびっくり!ネーミングライツが定着してきましたね。しかしシーズン中の名称変更は聞いたことないですね・・・・

こんにちは、DJムッチーです。
テレビのスポーツニュースで、「みずほPayPayドーム福岡で行われた、ソフトバンクと西武ライオンズの試合は・・」って言ってて、聞き間違えかと思って調べてみたら、ソフトバンクは4月25日から「福岡PayPayドーム」から「みずほPayPayドーム福岡」に名称変更したそうなんです。
みずほフィナンシャルグループと新たなネーミングライツ契約を交わしたとのことで、期間は2年、2社トータルで契約金12億円程度なんだそうです。
高齢者の顧客が多くて、新たに若い顧客層を取り込みたい、みずほフィナンシャルグループとしては、広告効果を考えれば安いのかもしれないですね。

みずほは、音韻学的に硬い印象ですね

ネーミングライツは、ドーム名だけではありません

みずほPayPayドーム福岡では、ゲートやポールにネーミングライツ付与して
企業と契約を結んでいます。
一番おもしろいのが、九州発のインスタントラーメンメーカー「マルタイ」と契約を結び、ドームのファウルポールに「マルタイ棒ラーメンポール」と名付られたことです。ファウルポールへのネーミングライツ導入は球界初で、ポールがマルタイの主力商品「棒ラーメン」に似ているという発想から実現したそうなんです。

マルタイ棒ラーメンポール

みずほPayPayドーム福岡の5ゲート前には、真っ黒な床面に直径8メートルの「超巨大もつ鍋」が浮かんでいます。もう鍋の会社とゲートのネーミングライツを契約を結び「もつ鍋おおやま5ゲート」となって人気のようです。
そして、8ゲートは印刷大手のTOPPAN株式会社がネーミングライトを取得し「TOPPAN8ゲート」となっています。

もつ鍋おおやま5ゲート

地域貢献と認知向上にネーミングライツ取得を

日本で最初にネーミングライツを導入したのは、東京都スタジアムで現在でも「味の素スタジアム」の名称で親しまれています。2番目は横浜国際競技場で「日産スタジアム」としてサッカーの聖地となっています。
これらの成功から、自治体がネーミングライツ契約料によって、競技場や公共施設を運営することが増えています。
岡山では、公園のトイレにネーミングライツを設けたり、徳島では動物園の休憩所にネーミングライツを設けたりしています。

大阪では、都島区民センターがまるよし精肉店とネーミングライツ契約をむずび、「まるよし精肉店都島区民センター」として運営されています。
知らない人は、区民センターに焼き肉店があると勘違いしそうですね。
この契約料が、年間12万円という破格の値段。月1万円で、社会貢献と認知向上が図れる地方自治体とのネーミングライツ契約は、案外スモールビジネスや地域ビジネスに貢献するかもしれません。
ここで、重要になるのがネーミング技術。広域の広告を仕掛けている場合は別として、地域ビジネスであれば「まるよし精肉店」のような、ビジネスの概要が掴めるネーミングが望ましいですね。

まるよし精肉店都島区民センターのホームページ

WEBマーケティングと称して、治水工事のような作業に没頭してらっしゃる企業さんが多いですが、認知を広げたいなら順番があります。
SEOよりネーミングライツの方が先かもしれませんよ。
なにより、WEBマーケティングは、マーケティングではないことを早く理解してくださいね。

それでは、今日はこの辺で失礼します。
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