アメリカの有名企業がD.E.Iへの配慮を見直す方向のようですね・・これは日和見じゃないかな⁈D.E.Iはアメリカが先導してると思てたのにね!
こんにちは、本を読むのにルーペが無いと辛くなってきたDJムッチーです。
アメリカの有名企業が、D.E.I.への取り組みを見直していると言うので、僕は少々困惑しています。こういう運動を放棄しないのがアメリカンスピリッツだと思っていたのですがね・・・・
僕はD.E.Iは、忌避するようなものではないし、むしろ積極的に取り組むべきものだと思っています。この考え方は、アメリカが牽引してきたと思っていましたが、マクドナルド、フォード、ハーレーダビッドソン、ウォルマート、メタなどの有名大手がD.E.I.プログラムからの撤退や見直しに入っているそうです。
トランプ大統領の返り咲きで、日和見しているようにも見えますね・・・
日本の企業にはこのような動きが無いことに安心しています。
(日本マクドナルドはD.E.I.プログラム推進中です!)
D.E.I.って
D.E.I.は「Diversity(ダイバーシティ:多様性)」「Equity(エクイティ:公平性)」「Inclusion(インクルージョン:包括性)」の頭文字をならべた略称です。(決して写真現像のことではありません!・・ありゃD.P.Eか⁈)
D.E.I.は企業において、従業員それぞれが持つ多様な個性を最大限に活かすことが、企業にとってより高い価値創出につながる、という考え方です。
当たり前と言えば、当たり前なのですが、人間の多様性を認めると、実現にはかなり骨が折れるそうですね・・・
特に、「Equity(エクイティ:公平性)」については、往々にして間違って解釈されていて、「Equality(イクオリティ:平等性)」と混同されているようです。
全員に一緒の条件を与える「Equality」では、下の図のように身長が異なる2人に同じ数の踏み台を準備します。2人の身長差を考慮しないため、背の低い子はりんごを取る機会を得ることができません。しかし、「Equity」では、りんごを取るための機会を平等にするために、2人の身長差を考慮して踏み台を準備することなのです。努力で解消できないハンディの場合だけの事だから、どんな場合もこうはいかないのですよね・・・
D.E.I.見直しのきっかけ
D.E.I.見直しのきっかけは、2023年に連邦最高裁が大学入学選考で人種的少数派を優遇する「アファーマティブ・アクション」に違憲判決を下したことだそうです。これは、大学入試においてマイノリティーに特別枠を設けたりして優遇することで、マジョリティーが逆差別になるというものです。
学力は努力でカバーできるんだから、機会の平等があればいいじゃないかと言うものです。これは、ごもっともだと思います。
行き過ぎたD.E.I.解釈があったのだと思いますね・・ポリコレを先導するアメリカっぽい傾向かもしれません。
日本の女性議員や取締役の問題も、機会の平等が守られて、後は努力次第になっていれば、定数を設ける必要はないと思うんですがね・・・リベラルの人々は、必ず枠を設けたがるのが分かりません。啓示宗教の国ではないのでそこら辺は考え方を変えないとね・・・
上場会社の1%
D.E.I.を見直している企業は、アメリカの上場企業の内1%だけ。ただ、見直した企業が、有名で巨大だから話題になっているようです。
しかし、アップルの様にD.E.I.推進の手を緩めない企業もあるのです!
次のパソコンはiMacにしようかと思った私・・・・・(笑)
いろんな人がいて、平等にいろんな意見を言える、そして誰もが自尊心をもって暮らしていけることは素晴らしいと思います。
近くの国の様に、皆おんなじ意見を持つように指導されるのはまっぴらごめんですよね・・・
今日は、ちょっと真面目に語ってみました・・
それでは、この辺で失礼します・・・
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DJムッチーでした。