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仕事が出来る人の 「メタ認知力」 とは?

ネットニュースを見ていると、仕事ができる人、できない人、というキーワードが目につきます。たぶん、私がそういう記事ばかり見ているからなんでしょうね。

Googleさんは全て、お見通し、という感じ

そんな中で出てきた、メタ認知の記事を紹介してみます



仕事ができない人ほど「なぜか自己評価が高い」納得の理由とは?

ちょっと、ドキッとするタイトルですね

仕事ができていないのに、
ちょっと反抗的な態度で、
「自分の評価の低さに納得できない」
と言ってくる部下

なにが、原因なんでしょうか?


仕事ができる人は、 「メタ認知力」 が高い?

自分自身の認知活動についての認知が、メタ認知である。
仕事に関して言えば、「仕事をする」という認知活動を振り返り、その現状をモニターすることにより、問題点を把握し、改善すべき方法を考えるのがメタ認知の働きである。

ちょっと、この説明では理解できない…


 たとえば、仕事の内容ややり方に関して、自分はちゃんと理解しているか、何か勘違いや理解不足の点はないか、望ましいやり方をしているか、などを振り返ってチェックする。仕事の成果に関しても、自分はちゃんと成果を出せているか、周囲の人の足を引っ張るようなことになっていないか、などを振り返ってチェックする。それがメタ認知の働きである。

シーンを例示してくれると、少しはわかりやすくなりますね

要するに、

  • 全体像を俯瞰して捉える力(自分だけでなく、関係者や取り巻く事象全体を観る)

  • 自分自身を客観的に捉える力(自分の外から、つまり相手の視点でも見る)

  • 現状分析 → 改善点のリストアップ、多観点化 → 優先順位づけ ができる

ということかな、と思います

色々な視点に移動して、多観点から、
振り返って気づく力、が高い

一言で言うと、「気づく力」 ですね


仕事ができない人は、視野が狭いので、気づかない

一方、メタ認知がうまく機能していない場合は、自分の仕事への取り組み姿勢に問題があっても、それに気付くことができず、不十分な理解のまま仕事を進めたり、不適切なやり方を続けたり、十分な成果が出せていないのに現状に満足してしまったりするため、仕事力の向上が期待できない。
 自分の現状の問題点に気付くことができないのだから、改善しようという動きがないままとなる。あるいは、周囲から評価されていないことを漠然と感じることはあっても、何がいけないのか、どこを改善する必要があるのかが分からないため、自分の仕事への取り組み方の問題点を改善するための対処行動を取ることができない。

仕事ができない人の1つのパターンですが、
自分では仕事ができると思っている(思い込み)

十分な成果が出せていないのに、現状に満足している
というのが特徴的なパターンです

悪気がないとすれば、思考パターンに偏りがある
視点、観点が固定化していて、
自分の視点でしか、ものごとを捉えられない
ある意味、自己中心的な人かもしれません

「分かったつもり症候群」

「分かったつもり症候群」というのは、自分の理解度を正確にモニターすることができない
メタ認知の欠如により「分かったつもり」になっている

本質的なことが、わかっていないのに、
自分ではわかったと思い込み、満足してしまう
健全な心で 「疑う」 という機会を失っているため、改善も成長もしない
という、残念な状況です


メタ認知力を引き上げるトレーニング

心理学者のダニングとクルーガーの研究では、読書を用いて認知能力を鍛えることで、自分の能力を過大評価する傾向が弱まることが証明された。自己認知能力も高まり、「分かったつもり症候群」から脱することができる。

読書を使う?? とちょっと興味が出てきました

心理学者のデルクロスとハリントンは、メタ認知的モニタリングの能力向上のためのトレーニングを行っている。そこでは、「問題を注意深く読んだか」「問題を解くための手がかりは見つかったか」など、問題そのものやその解法についてじっくり考えるように導く質問を行い、また何点くらい取れたかを尋ねた。すると、こうしたトレーニングを受けたグループは、受けなかったグループと比べて、成績が向上することが示された。
 このような結果は、メタ認知を促すトレーニングによって、問題をめぐってじっくり考える姿勢が促され、同時に自分の理解度に関してもじっくり振り返る姿勢が促されたと解釈することができる。「分かったつもり」を防ぎ、成績の向上を目指すには、勉強しているときの姿勢や問題を解いているときの姿勢を振り返るように心がけるのが有効だと分かる。

読書は、あくまでも素材で、
文章題を題材に、ものごとの読解プロセスをステップを踏んで、内省を促しているようです

  • 物語を、どう理解したか

  • その根拠は?

  • 他に見るべき箇所はないか?

  • 他の解釈はないか?

など、問いかけを繰り返しながら、振り返りを促す
気づくキッカケを増やす取り組みです

チームでやるときは、他の人の回答も参考にしながら、
視点を増やし、別の見方があるんだ、と気づいたり、
他の人からポジティブなフィードバックをもらうことで、
自信や勇気づけもできそうです


今日は、ちょっと小難しくなってしまいました

メタ認知
なかなかムズイですね


ChatGPTに、シンプルに説明して、とお願いしたところ、こんな回答でした
(さらに私が意訳していますがw)

メタ認知力とは、
自分自身の現状を客観的に分析し、
そこから改善点を見つけて行動に反映する力です。

メタ認知力が高いと、こうした
自己分析と改善のサイクルがスムーズに行われるため、
結果として仕事の質が向上します。

ChatGPTの答え(一部意訳あり)

少しスッキリしました。

これも、多観点化の取り組みです

正解は1つとは限らないので、色々な意見を聞いて、
自分なりに納得できる答えを見つけていきたいものです



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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https://twitter.com/mousoubiz


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