iPhoneの使用時間をスクリーンタイムで可視化し生活習慣改善!たまにはデジタルデトックスで休息を。
突然ですが、みなさんは1日にどれくらいSNSを使っていますか?どのぐらいスマートフォンを見ていますか?
朝起きてすぐから夜寝る寸前まで、さらに食事中や入浴中まで、最近は家にいる時間と比例して、スマートフォンと向き合う時間も増えたのではないでしょうか。
ソーシャルメディアは、素早くたくさんの情報を得ることができるとても便利なもので、気になったことはすぐにネットで検索する世の中になりました。
現代社会において、ソーシャルメディアの存在は無視できないものです。Facebook、Instagram、Twitterなどを使えば、大好きな人たちとつながっていられるし、最新の情報を仕入れ、世界の素晴らしい場所や影響力のある人々を発見する喜びもあります。
ただ、何時間もスマホをスクロールしている行為は知らずに、人の精神を疲れさせていくものです。 日々の習慣を振り返って、あなたがソーシャルメディアなどによってどんな気分になっているか、生活にどんな影響が出ているかを、診断してみてください。
もし、あなたがこうしたアプリによって良くない影響を受けていると思うなら、今がソーシャルデトックス・デジタルデトックスのときかもしれません。
今回私が結果的ではありますが、1年間継続してよかったな!と思ったことなので、紹介したいと思います。
iPhoneの使用時間を可視化してみること
是非、iPhoneの使用時間をアプリ別に可視化できるスクリーンタイムをチェックしてみてください。スクリーンタイムを使えば、自分や子どもが App、Webサイトなどに、どの程度の時間を費やしているのかを把握できます。そのため、デバイスの使い方について判断する材料が増え、必要に応じて制限を設けることができます。
好きなだけ使いたい!の方は今のままでも良いかもしれませんが、単純に毎日こんなことばかりしていてはよくないと、スクリーンタイムの時間をみて思った方は、時間を費やしているすべてのSNSアプリを一度削除して、2週間のソーシャルデトックスをやってみると良いかもしれません。
まずはスクリーンタイムをオンに設定してみてください。ホーム画面の[設定]>[スクリーンタイム]>[スクリーンタイムをオンにする]と進みます。ここで「自分用のiPhone」か「子供用のiPhone」を選べるので、当てはまる方を選択し「子供用のiPhone」を選んだ場合、決められたパスワードを入力しなければ設定変更ができないので、子どもが勝手に解除する心配もありません。
スクリーンタイムをオンにすると、カウントが開始されます。オンにしてから日数が経過すると、毎日のiPhoneの使用内容が記録されていく仕組みです。記録が始まると「合計時間」「よく使われたアプリやカテゴリ」「持ち上げ回数」「通知の多いアプリ」を、「今日」と「過去7日間」で確認できます。
[スクリーンタイム]>[自分の端末名]をタップすると、まずは棒グラフで示されたiPhone使用の合計時間が目に入ります。上部に設置されたタブで「今日」「過去7日」を切り替えて確認してみましょう。この棒グラフでは、ざっくりと「SNS」「エンターテイメント」「ゲーム」などのカテゴリがわかりやすく色分けされていて「カテゴリを表示」をタップすれば、自分がどんなカテゴリのアプリを使っているのがひと目で把握できます。さらに過去7日間の場合、先週の使用時間との差分も%表示されるので、先週よりiPhoneを多く使ったか、使う時間が減ったかがひと目でわかります。
たとえば、例をあげるなら、先週いちばん使ったアプリは「Netflix」で15時間4分、「LINE」を7時間2分、「インスタグラム」を2時間だったとしましょう。つまり、1週間のうちまるまる1日分を映画とSNSに使ったということになります。
感覚的な使用時間と実際の使用時間では誤差があるものです。意図せずに「気がついたら長時間使ってしまいがちなアプリ」があれば、この機会に見直してみてもいいでしょう。
それ以外にも、持ち上げ回数(iPhoneを手に取った回数)の項目では時間帯ごとの回数も出るので、1日のなかでiPhoneをもっとも使うタイミングがいつだったかを振り返ることができます。また、通知回数(どのアプリからの通知をいつ何回受けたか)、ほかのデバイスの使用内容を合算できる「デバイス間で共有」など、スクリーンタイムは同じiCloudでサインインしているiPadなどのほかのデバイスと共有して使うこともできます。
上記をもとに、スクリーンタイムでは、制限を設けることもできます。休止時間(iPhoneの使用を時間帯で封印する)画面を見ない時間帯を設定し、その時間は決められたアプリと電話機能しか使用できなくなります。また、App使用時間の制限を設けることができるので「ゲーム」や「SNS」などのカテゴリに分け、カテゴリごとにアプリを使用できる時間を設定できます。子どもがアプリを使用する時間に制限をかけたり、自分で制約を設けるといった使い方ができます。制限時間が近くなると、タイムリミットを示す通知が届きます。
子どものiPhoneには「コンテンツとプライバシーの制限」でき、App Storeでの購入やダウンロードの可否、アプリの使用制限、位置情報サービスの利用可否、アクセスできるWebサイトの制限などを細かに設定できるので、子どものiPhoneを設定するときに有効です。
私がはじめたきっかけは
私の主人が2019年に大幅に生活改善をしておりそのこともあり、2019年の年末に「スクリーンタイムの時間をみて制限かけた方が色々良いよ。」という主人の何気ない一言で、私はなんとくスクリーンタイムを設定し、なんとなくグラフをみたことで始まりました。特にデジタルデトックスやソーシャルデトックスなどをするつもりは全くなく、実際にしたとも思っていませんが、スクリーンタイムの時間をみて、如何に無駄な時間が多いか気づいた事と、そのタイミングでダブルスクールとその課題と年始の仕事始めが重なり、単純にみれる時間が無くなったのが私の場合は正しいですが、このおかげで不要だなと思った箇所をバッサリそぎ落とすことが出来ました。
1週間以上も経つとさすがに周りも私が最近SNS使っていないことに気付き始めたようで、これまでSNS経由で連絡してきていた人は、メールや電話で直接連絡を来れるようになりました。結局、本当に必要な連絡や大事な友だちは、SNSを介さなくてもきちんとコミュニケーションを取るものだなと思います。
私がもっとも無駄な時間だと思ったのが、無意識にスマホをスクロールしていることです。最初は課題と仕事が忙しい時期が重なり、1週間〜半月程アプリを開かない事が普通にありました、そのうちこれが忙しくない時期でも普通になっていき一年経過した今では、1週間特定のアプリを開きもしないことが普通にあります。
スクリーンタイムを使って可視化してみて、不要な方はそのまま、これはまずいなと感じた方は、是非制限をかけることをおすすめしたいと思います。
ヒマな時間が生産性のある時間に変わるとこれまでSNSやアプリを何となく見ていた時間が突然なくなり、思った以上に「ヒマだな」と感じます。ヒマになると、これまでほとんど見ていなかったものや触れていなかった分野が目に入るようになります。今までSNSやアプリが休憩や息抜きだと思い、いかにダラダラと無駄に過ごしていたのかがわかります。
そして、これまでSNSやアプリに費やしていた時間が、徐々に生産性のある時間へ変わっていきます。快適で生産性の高い時間の使い方を知ってしまうと、今度はSNSやアプリにどっぷりの生活には戻りたくないという意識が働きます。一方で、情報収集やコミュニケーションツールとして、ある面ではSNSの必要性があるのも事実です。そこで、バランスよく使うために、マイルールを決めることは大事だと思います。
実際にSNSやアプリをやめても、「何も考えず頭を使わない時間」は、やっぱり必要なものです。
人それぞれ生活スタイルやSNSの使い方も違うでしょうから、一度やってみて、自分にとって本当に必要なものだけを残すというのは、マイルールを作るためにも、やるだけの価値があると思います。
SNSにストレスを感じている人や、情報に振り回されがちになっている人、何かを2021年変えたいと思っている人にオススメです。