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「紫式部が生きた時代の文学と社会」②

今週も市民大学参加してきました😊

第二回『絵巻に見る源氏物語の魅力』
静岡県立大学 教授 竹部歩美先生

だからどうしてこう見た目とのギャップがすごいんだろ…
今日の先生も、ギャルい女子が騒いでるのクールにみつつ、窓際で小説とか静かに読んでるタイプじゃん。
なのに、話しだしたらとまらないうえに、ご自分でも「私、けっこう馴れ馴れしい言葉使うんで、失礼があったらごめんなさいっ😅」なんて言うし、大量にもらった資料にメモをとろうにも、情報が多すぎて何をメモったらいいかもわからず、結局ろくでもない事しか書けず…

ろくでもないメモ💧のひとつ

絵巻は政治的に利用された側面もあるとか、傾いて描かれた人物は辛い悲しい気持ちが表現されているとか、絵の構図で逆三角の枠があるように見えるのは状況の不安定さを表している… などなど1000年も昔の絵なのにそんなことまで考えられて描かれているとは驚き。

もちろん、紫式部自身のことや、紫式部日記の成り立ちや内容にまで触れてくれて、盛りだくさん。
源氏物語は、文学が大好きだった一条天皇に献上してうまく取り入るために道長が紫式部にかかせたとのこと。

ただ、今回印象深かったことは、ずっと絵巻の絵を解説してくれたにもかかわらず「ま、私は絵より詞書(ことばがき:絵巻物の文)の方が面白くて好きなんですけどね🩷」って最後に言い放ち、独特な言い回しの古文をすらすらと、日々使っている言葉かのごとく朗読してくれたこと😳

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