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📘ミニマリストもひれ伏すシンプルさ。川上屋の栗きんとん

(約500文字)


栗への愛がとまりません。

この時期だけですから、余計にね。


岐阜県、中津川の栗きんとんを頂きました。
桃鉄の物件にもある、アレです。

写真、縦長の箱。白い包装紙に包まれ、黄色い紐がかけられている
ミニマリストでさえ、即捨てははばかられる、美しい和紙に包まれている
箱を開けた写真。栗きんとん6つと嬉しの栗4つ
感激!

ふろしきのように、薄紙に包まれた上品な佇まいもさることながら、
私が一番心を打たれたのは、


原材料のシンプルさ。


「栗(国産)、砂糖/トレハロース」


そして消費期限の短さ。2日。


あぁ、超加工食品であふれる浮世において、
こんなにもシンプルなお菓子に出逢えることがあるんだろうか?

川上屋さんのストイックさと潔さに、頭が下がるばかりです。

包みを開けてお皿にのせた写真
栗きんとん

茶巾絞りで、栗の形になっていて可愛らしい。

断面の写真
ため息がでちゃうよ

ゆっくりと頬張ると、口の中に広がる小さい秋〜♪
しっとりとした中に、少し粒が残っていてリズムを感じます。


こちらはもう少し日持ちする「嬉しの栗」

嬉しの栗をお皿にのせた写真

蜜漬けにした大きな丸ごとひとつの栗を、先程の栗きんとんのような衣で包んだもの。

栗の実に歯を入れた瞬間、ほろほろほろっと崩壊しました。
嬉しさのあまり、崩れ落ちたかけらを、
まるで栗拾いをするかのように、指でそっとつまんで口に運ぶ。


栗そのものの風味を、じっくり味わいました。

🌰見て頂きありがとうございます🌰