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エッセイ

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#DJ

また春になって。

また春になって。

中村一義さんの「春になれば」にあわせて、
PVのライブペインティングパフォーマー近藤康平さんのドローイングをモチーフにしたTシャツを2種、購入しました!。やった!(好きなミュージシャンのTシャツの軽くコレクターです、僕)。
中村一義さんのTシャツと言えばいまからはるか昔、大学時代に、好きだった女の子が中村一義さんのライブに行っている最中に、電話がかかってきて、Tシャツを買ってきてくれて、ずっと着て

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きみが生まれてきた日の空

きみが生まれてきた日の空

怒涛のように日々が過ぎていく。
久しぶりに(3年ぶりに)告知をして、
DJをしてきた。それが6月10日、
もうひと月経っている。
今回はオールジャンルで、15時から22時半までの間、もう一人の方が2時間くらいDJしていたはずだから、5時間強はDJしただろうか?
アナログを何枚持って行ったかも忘れたけれど、DJでいちばんしんどいのは、移動w。

やっぱりどうしてもbright eyesの「first

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またライブハウスで会おう!

またライブハウスで会おう!

GW、最初は友達から勧められた、
西加奈子さんの夜が明けるをしっかり読み切るつもりでいた。

途中まで読んで、止まり、また時間をみてゆっくり読み込むつもり。

ふとbloodthirsty butchersの「KOKORONO」って映画を観る。
ここのところ、ずっとブッチャーズばかり聴いていた。
ブッチャーズを最初に聴いたのは、
学生時代、一年で中退したけれど、
ずっと校舎に遊びに来ては後輩と遊ん

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7/21、夕暮れのプレイリスト

7/21、夕暮れのプレイリスト

くもり空の中を歩く。
傘も持っていない。
ぽつんと雨粒が落ちてくるけれど、
気にするほどじゃない。

一時期はブルースDJを名乗っていた。
最初にブルースのイベントでDJした時には、
ブルースはまったくかけていない。

60年代のブリティッシュ・ロックだった。
いまも覚えているのは、近藤房之助さんが、
スペンサー・デイヴィス・グループの「I'm a man」をライブが始まる前に、もう一度かけてくれ

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BOOGIETOWN vol.4によせて

BOOGIETOWN vol.4
2020/11/1(日)
@所沢音楽喫茶MOJO
LIVE:塚本兄弟(塚本功×塚本真一)/イーノマヤコ
DJ:gommissey/yoai
Open13:30/Start14:00
RSV:3,000/Door3,500yen(1Drink付!)
※30名限定

問·予約:boogietownparty@gmail.com またはMOJOまで
※メール予約は公演名

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BOOGIETOWN vol.2

今日はBOOGIETOWN vol.2でDJさせていただきました!。
久しぶりの保利太一さん、よく考えたら、彼の東京最初のライブ…モアリズムのライブに飛び込みで歌ったところを見ているんですね。
凄く良かった!。
やっぱりずいぶんと久しぶりのCHIHANAさんも、凄く良かった!。
二度目の夜久一さんのライブ中は、いちばん前でその世界に浸っていました!。
三人のレイジーラグセットも、歌とことば、それは

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8/1 再興に寄せて

8/1、RYO HINOUE企画、再興@大塚MEETSでした!。
お客さま、ご覧頂いた方々、スタッフの方々、樋上亮くんとたくまさん、有難うございました!。

長くなった髪の毛を切りに、まずは高円寺カリプソショコラへ。千晶ちゃんと話すと、たくさんの元気をいつも頂いています!。それからたくさんの思考の流れを、話しているうちに整理できる。いつもありがとう!。誕生日、本当におめでとうございます!。

そこ

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本を読む、音を聴くー未完成8

SpotifyのPODCAST、三原勇希×田中宗一郎 POPLIFEの#70と#71を続けて聞く。今回は三原勇希さんがラッパー、あっこゴリラさんと、文化人類学のバックグラウンドを持ち、いまはアフリカ南東部マラウイ共和国で芸術教育アドバイザーとして暮らす長井優希乃さんを招いて、映画・音楽ジャーナリスト、宇野維正さんと五人でのフリートーク。文化人類学のはなし、「他者」や「まなざす」といったことばを起点

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空(くう)の指輪とモヒート

さすがにmixを作っていると、文章を上げる速度が落ちる。次、次の次と構想をどんどんとノートにへたっぴぃな文字で綴っていく。ふいにSNSのアカウント申請の承認された音が鳴る。携帯に目をやると懐かしい名前。僕にとっては夏になると必ず思い出すひと。珍しくてかわいい名前のひとに、もう何年振りかで繋がる。SNSが面白いなと思う所以。ひとは簡単に他人になれる。もちろん簡単に友達にもなれる。でもやっぱり他人にな

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本を読む、音を聴くー未完成4

雨が降り続いている。寒さのあまり、電気ヒーターを出してきた。たまに匂いと煙で布団に穴ぼこを開けるやつ。やかんで安い素麺を茹で、皿などではなく炊飯器のお釜を食器代わりに食べる。どうかしている。明日の入金で水道を支払わなければ、水道が止まる。ガスや電気はたまにあるけれど、水道は初めてだ。苦みを笑う。それでも無料で観られるアンゲロプロスの映画を垂れ流しにしながら、一つの発見をする。映画もまた日々のBGM

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本を読む、音を聴くー未完成3

坂口恭平さんの独立国家の作り方を引用します。

創造とは疑問を問いにすること というところで、大事なことは、何かに疑問を持ったかということだ。それがあれば生き延びられる。

続く 死ねない環境をつくる というところで、それでも見つけろ。納得するな。問いに結びつけろ、と。

保坂和志さんは、「三十歳までなんか生きるな」と思っていた、という本の前書きで、「書く」という行為には、対象を理解しようという力

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夢を叶えた場所で会いましょう

その子と出会ったのは、コロナ渦の前はほぼほぼ毎日夕飯を食べるために通っていたバーで、4年前の夏で、彼女はまだ20歳の美容系の学生で、僕はもう40手前の初老のおじさんだった。友達にいわれた。お兄ちゃんって感じがしますもんね。だから割となつかれやすいですよね。いちばんなついてるのはあなただ!と笑いながら突っ込む。なぜ4年前の夏とはっきり言い切れるかというと、彼女と出会ってから、会う日は必ず1枚は写真を

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DJ!

例えば僕がDJで気にすることといえば、ミキサーのイコライジング。ハイ、ミドル、ロウとだいたいのミキサーでは3つに分かれているうちの、ミドルとロウのつまみは大抵が時計でいう、1時辺りをさしていて、それからハイだけは10時から11時のあいだ。つまり、高音だけは少し削っている。信頼できるミュージシャンがそれを聞いて、ギタリストのアンプ使いだね、といった。ハイ、高音を削れば、ある程度ミドルとロウが響いても

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DJが知る音楽の持つ魔法

DJを生業にはしていないけれど、いちばん長くつづいていることが誰にあてるでもなく書き連ねる文章だとしたら、その次にはDJをつづけてきた。
いまから書こうとしているのはそのはなしではない。

コロナ渦の前、我が街の毎晩のように過ごしてきた、メキシカンバーで、もはや契約の切れた、wifiがないと繋がらないこのiPhoneを、アンプに繋げてスピーカーから流すDJのことを書こうと思う。

時にはY

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