またライブハウスで会おう!
GW、最初は友達から勧められた、
西加奈子さんの夜が明けるをしっかり読み切るつもりでいた。
途中まで読んで、止まり、また時間をみてゆっくり読み込むつもり。
ふとbloodthirsty butchersの「KOKORONO」って映画を観る。
ここのところ、ずっとブッチャーズばかり聴いていた。
ブッチャーズを最初に聴いたのは、
学生時代、一年で中退したけれど、
ずっと校舎に遊びに来ては後輩と遊んだり、
竹刀を中庭で振っていた不思議な先輩に
セレクトされたカセットテープで、
ほかにカーネーションってバンドなども入っていた。
夢中になったのは、
大学を辞めた後に仲良くなった
ベーシストの大ちゃんって友達が、
ディープなブッチャーズと阿部薫のファンで、
「ギタリストを殺さないで」リリース期からかな?
ライブにも行った。
モッシュやダイブもなく、
誰もがその轟音のなかで
吉村さんをずっと見ていた(記憶では)。
その大ちゃんとも下北沢で喧嘩して疎遠になる。
ただ、吉村さんが亡くなった時には連絡した。
あれからもう10年か。
air jamに出ていたのか。
スケーターが最初にうつるのがいい!。
土曜日!浜田山まで友達のやっているカフェに行く。
僕は体調にかなり左右されるので、
前から行く約束はしていたけれど、
当日いきなりふらっと行く。
そしたらDJやれば?と言われる。
だから彼のMacを借りて、がっつり5、6時間は曲をかける。
DJ自体、本当に久しぶりだったし、
そのお店に置いてある缶のクラフトビールを
それなりに飲みながら朝まで、
音のなかで過ごす。
お客さんも数人で、
おしゃれな人たちがわいわいしていて、
ちょっとだけ物怖じしてしまう。
ひとり、文化服装学院かな?出身の女の子がいて、
懐かしくなる。
友達が何人か通っていて、
なかにはその後に亡くなった女の子もいる。
学校も行ったなー、と振り返る。
まだ彼女への手紙を書けてはいない。
久しぶりのDJは、
出来はともかく楽しかった!。
良い音、良い雰囲気。
これからもそこでたまにやる事になりそう。
朝帰りも本当に久しぶりで、
ちょっと寝て、友人の娘二人に会いに行く。
特に何をするでもなく、
タブレットや勉強(途中に漫画を読みながら)に
夢中になっている彼女たちを見て、
パワーを貰う。
それから新宿へ。
ずっと前にチケットを買っていたけれど、
やっぱり体調に不安があって当人には伝えてなかった、
BAD ATTACKのbacho、AADとのスリーマン。
最初はバーカウンターか片隅で見るつもりで、
ビールを買う。
だけど、バーカウンターが混んでいて、
スペースを求めたら、気付けば最前列にいる。
いちばん前に、僕にBAD ATTACKを教えてくれた女の子に似た子がいて、激しく踊っている。
それを見て、なんだか懐かしくなる。
20代後半、毎日のようにライブに行っては、
記憶をなくすまで飲んでいた。
次の日の事なんてどうでも良かった。
友達が言っていた。
このライブで死ぬつもりでライブをやっていた。
だけどいまは生きようって思う。
久しぶりになってしまったBAD ATTACKのライブ、かつてこんなにもハッピーな、笑顔にあふれたライブがあったかな?と思うくらい、
楽しかったし、最高だった!。
空き瓶を掲げて、ずっと歌う。
野村が、フロアに降りてくる。
ギターをかき鳴らしながら。
お客さんがかわりにステージに上がって、
がなる。
手を伸ばし、でっかい声で歌う。
bachoも素晴らしかった!。
初めて見たけれど、
音源を聴いてみたくなる。
とても魅力的だった。
やっぱりあの頃みたいには、
めちゃくちゃな飲み方もしなくなって、
最後に野村とちょっと話して帰る。
たいした話しはしてない。
またライブハウスで会おう!、
そう言って別れる。
昔がどうだったとか、
記憶に残るような夜や、
そりゃ大好きだけど、
いまがいちばんいいライブをしてる
友達がいることを嬉しく、
誇りに思う。
だから今日からも、
ぼちぼち、日々を過ごして、
またライブハウスで会おう!。
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