一番話せそうで話したい人にさえ、私は話せないでいる。
午前 3:46
最近眠ることが苦手になった。
夜が好きになった。
どこにも所属しない不安ってこれなのかと感じる。
孤独を受け入れてくれるのは夜だけな気がする。
1人で室内にいると、世界は私1人だけな気がする。それが怖くてなるべく少しでも外に出るようにしている。
彼は仕事の愚痴や嬉しかったことをたくさん話してくれる。それはとても嬉しい。褒められて嬉しかったことを聞くと、私もすごく嬉しい反面、自分が情けなくなり、また彼をものすごく羨ましく思う。
そして、そんな自分をまた1つ、嫌になる。
私は高校生くらいの時からぼんやりと、バリキャリウーマンになりたかった。そんな未来を描いていた。女ひとりでバリバリ働く。彼氏は要らない。結婚もする気がない。そんな私は仕事に生きることが夢だった。
だから勉強もサークルもバイトも頑張ったんだ、と思う。
頑張っていた過去がある分、なぜ今頑張れないのか分からなくて、そんな自分に不安になる。私はどんなことも努力できると思っていたけど、そうじゃなかった。それを受け入れるのにはとても時間がかかった。
新卒と別枠採用になったことに浮かれて、でも結局新卒とまとめられてしまって、そのことに腹が立った。他人の2倍、3倍…やってきたことが認められたような気がしたのに、それを踏みにじられたような気がした。もしかしたら、そのことが一番引っかかっていたのかもしれない。結構私はどんなに頑張っても人並みにしかなれないんだって。
だから頑張ることの意味が分からなくて、これからやってみたいことを頑張る、その一歩を踏み出せないのかもしれない。そんなのは言い訳だろうか。
踏み出したいのに踏み出せない。
そのもどかしさはかれこれ1ヶ月抱え続けている。
私のこの状況に、彼以外は否定的だ。
いやむしろ、彼の感覚が私たちとは違うと思う。
この状況を受け入れられていることが私には全くもって分からない。いくら聞いても「今だけでしょ?そのくらいいいじゃん」みたいに返ってくる。そうかもしれないけどさ…と言いたくなるけど、その先が思いつかなくて、言いたくなくて言えない。
なんで私、こんなんでいいんだろう。
いま、不安なことがありすぎる。
というか、何かを始めることの全てが怖いと言った方が正しいだろうか。
誰に話しても「早く動いたら?」だと思う。今までの全てはそう。
この不安を理解して欲しいんじゃない。共感を欲しているんじゃない。
ただ、今抱えているものを口を挟まず聞いて「うんうん」ってして欲しいだけなんだ。
でも受け入れられない不安から、そもそも話す気にもなれないし、話したところで途中で「働きなよ」で終わりなんだ。
そんなことは自分が一番分かっている。
でも、それができなくて困っているんだ。
だけれど、期待している自分がいる。
あなたなら聞いてくれるんじゃないかって。
それでもやっぱり話す勇気は持ち合わせていなくて、口に出すよりも1人で抱えることのほうがずっと楽だからそうしてしまうの。
不安や弱音を口に出すことって
やっぱり怖くて、難しい。
午前 4:02
さすがにそろそろ寝ないと夜が明けてしまう。