#106 おなか一杯のパリ エロール・ガーナ『パリの印象』
#エロール・ガーナー が好きです。
ただ、その、強烈でぶれない個性は、悪いい方をするとワンパターンであるため、数曲聞くと満腹になったり、聞き手の注意がそれてきてしまったりします。
この『パリの印象』は、ガーナーがパリを訪れたときに印象を音楽でつづったものです。2枚組の大作・力作で、「ガーナー節のメガマックス盛り」となっています。このてんこ盛り感は、 #スティービー・ワンダー の『キー・オブ・ライフ』と双璧ではないかと。
これを聞き通せたら、あなたのガーナー愛は相当なものだと思います。私はさすがに2枚通しては聞けないですね(笑)。
逆にガーナーに親しみがない方は、これを聞いて、文字通り「浴びる」ように聞くと、だいぶガーナーの音楽のバイオリズムが伝わるのではないでしょうか・
オリジナル曲、カバー曲といろいろありますが、「パリの空の下」が入ってないのは、少し解せないですね。このころは作曲されてなかったのかしら?
基本的には2ビートっぽい跳ねるリズムのガーナー節満開ですが、オリジナルの「フェアウェル・トゥ・パリス」は、少し雰囲気が違い、おやっと思わせます。なんか、聞いたことあるような・・・。オリジナル曲じゃないのかな(手元にCDがなくて確認できませんが)。
最後に余談ですが、ガーナーの録音って、音質が良くないのが多いです。ガーナーは確かに売れっ子でしたが、レコード会社からは軽視され適当にセッティングされていたのでしょうか(黒人でもありますし)。
優秀録音で、ガーナーの強靭なピアノタッチを味わってみたいものです。
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