#142 静かな即興魂『ホワット・ウィ・ドゥ』
#ジョン・スコフィールド の名義ですが #ジョー・ロヴァノ が加わったカルテットの演奏です。コードを奏でる奏者がいませんので、かなり切り詰められた響きになってます。
ジョー・ロヴァノの音色のファンであることは前にも書いた通りです。いいですよねー。
このCDの特徴を一言でいうと、情熱を秘めながら、それをぐっと内側に抑えて、その内圧を感じさせる静かな演奏、といった感じです。
僕は、結構、 #リー・コニッツ など、禁欲的な演奏が割に好きなので、この雰囲気もかなり気に入っています。
曲は、バップ・チューンではない、独特のコード進行を持ったものですし、リズムもかなり自由ですが、この４人の「即興魂」はビシビシ感じられて、これがジャズだよなぁと思ってしまいます。
ジョン・スコフィールドも、あまり知らないのですが、もっと聞きこんでみたいギタリストです。
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