#119 無視できない『クリスマス・ギフト・フォー・ユー』
みなさま、メリークリスマス!
名プロデューサー、 #フィル・スペクター が作ったこのアルバムは、ロック史上の大名盤として君臨しています。
わざわざ、クリスマスを待って聞く人はあまりいないような、好きな人は普段から聞いている感のあるアルバムです。僕も、そうでしたよ。
でも、初めて聞く方に無条件にすすめられるかというと「はてな」が付いたりします。彼の発明した、いわゆる「 #ウォール・オブ・サウンド 」は、一見音が悪いように聞こえてしまうからです。
「ウォール・オブ・サウンド」とは、一般的には、モノラルサウンドに、詰め込めるだけの楽器を詰め込み、そこに独特なエコーを加えた手法と言われています。僕としては「ウォール・オブ・サウンド」とは、その製作過程を含めた概念とした方が適切だと思いますが、まあ、それはいずれ。
さらに、指揮するフィル・スペクターの(雪をも解かす)異常なまでの「熱量」。これは、ある程度こちらが体調がよくないとしんどいかもしれません。
ある程度の「我慢」の後に「快楽」が訪れるアルバムだと思います。若い時に散々聞いておくべきアルバムかもしれませんね。
その良さがわかってしまうと、フィル・スペクターの音楽に対する実直さと純真さ、そして彼の生み出したサウンドの「深さ」に感動しまくりの耳になってしまいます。
そして、今の時代に、これほどの現場に対する「握力」と「実力」を持った人というのはもう出てこない(出させない)のだろうなぁと感じたりします。古き良き時代のマスターピースです。
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