#104 整いました!本当ですか!?『スヴェンガリ』
#ギル・エヴァンス は、非常に有名なアレンジャーであり、理論家であり、バンドリーダーであり、おそらく、ミュージシャンから絶大な尊敬を集めた人なのでしょう(そうじゃなきゃ、バンドなんて保てないでしょう)。
一般的なファン(私のこと)から見ると「不思議」な音を作り出す人です。
このアルバムも大編成のもので、整ってるんだか整ってないんだか、しかし、それを狙っているんだか、といった感じで、なかなかつかみどころがないのです。
#チャールス・ミンガス のようなに、混沌であっても制御されていればいいのですが、ここでは制御すらされていない印象を受けます。
どう狙っても構わないのですが、個々の楽器に対してのピッチの甘さは、だいぶ耳について、ワンワンうねってます。ギルがシンセサイザーを弾いてるのでなおさらです。「これもこれで音楽なのだ」と受け入れるまでには、僕の感性はまだ育ってないようです。
サイドマンに #デヴィット・サンボーン がいて、一瞬活きの良いソロをとります。少し格が違うかな、といった感じを受けます。
それよりも、 #ビリー・ハーパー という少し話題になったサックス奏者がいて、その方のソロは、威勢が良いですが、どこか迷いやさみしさを感じさせる感じが、ちょっと印象に残りますね。サンボーンより長くソロをとっています。
ギルのベストのアルバムではないのでしょう。また別のアルバムを聞いてみます。
ちなみに、タイトルの『スヴェンガリ』は、ギル・エヴァンスのスペルを並び替えたものだとか、ヒットした小説のスヴェンガリからとったとか、いろいろ説があるそうです。
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